DeNAベイスターズ 3-4 広島カープ

勝: 野村祐輔 (4勝2敗)
S: 今村猛 (1勝1敗14S)
負: パットン (3勝3敗7S)

苦しい戦いでした。。。野村選手が好投するも、ベイスターズ先発の濱口選手を打線が攻略することができず。。。やっぱり今シーズン、ベイスターズ苦手にしてるなと思った矢先、やってくれました。広島カープのアイドル、新井さんが！！！

広島カープ先発は野村選手。初回、2アウトからロペス選手にホームランを打たれ先制を許してしまいました。しかし2回、2アウトながら満塁のチャンスを作ると、田中選手が押し出しを選び同点に追いつくと、3回には安部選手のタイムリーヒットで1点を勝ち越すものの、その裏に1点を返されるシーソーゲーム。そして6回に野村が筒香選手にホームランを打たれ2-3と逆転を許してしまいました。要所を締める粘りのピッチングを見せてくれていたんですがね、ロペス選手、筒香選手と言い、ホームランを打てるバッターがいるチームはその一発で流れが変わるので本当に怖いです。

でもでもでもでも！！！黙ってないのが広島カープ！！！
7回の広島カープの攻撃、2アウトから安部選手がフォアボールで出塁すると、続く會澤選手がいいところに落ちるエンタイトルツーベースを放ち2,3塁のチャンス。ここで新井さんです！！！
パットン選手の2球目をセンターへタイムリーツーベース放ち逆転に成功！さすが新井さんです。ベンチに新井さんがいるというだけで、選手もファンも安心しますね。そのくらいなくてはならない選手です。
その後、中崎選手、今村選手とつなぎ、4-3で初戦を勝利！！
野村選手に久々の勝ち星がつきました！！

新井選手が7回に劇的なタイムリーヒットを放ち、逆転勝利した広島カープ。新井選手はこのツーベースヒットで通算3,501塁打を達成し、史上28人目の3,500塁打を達成しました。おめでとうございます。
この勝利で広島カープは3連勝！交流戦後、未だ負け無しです。そして、2位の阪神が破れたので、ゲーム差も今シーズン最大の6まで伸びました。

この試合の勝利の立役者はもちろん新井選手ですが、私は會澤選手の活躍に注目したいと思います。
8番バッターを打つ會澤選手。この試合3打数3安打と大活躍。第1打席ではショートへ内野安打を放ち、得点に絡み、2打席目はフォアボールでチャンスを広げ、3打席目にはヒット、4打席目には逆転につながるツーベースヒット放ち勝利に貢献してくれていました。
なぜそこまで注目するのかというと、全打席2アウトでの打席だったからです。この試合、全打席出塁した會澤選手ですが、會澤選手の次の打席の選手は投手の野村選手でした。8番バッターの會澤選手が出塁することにより、9番バッターの野村選手に打席が回ります。
何を言いたいのかというと、9番バッターの野村選手が凡退しても、次の回、広島カープは1番バッターの田中選手から攻撃を始めることができます。相手投手からしては、9番バッターの投手からの打席の方が、1アウトを取れる確率が高いので、気持ちは楽になります。
全打席2アウトでの打席となり、全打席出塁した會澤選手。相手チームからしてみれば、非常に厄介な出塁だったと思います。

DeNAベイスターズ 対 広島カープ
【予告先発】
ベイスターズ: 久保康友 (2勝1敗)
広島カープ: 岡田明丈 (7勝2敗)
横浜スタジアム 18時プレイボール

広島カープ先発は岡田選手。
岡田選手は前回登板ではオリックス戦で6回を投げて2失点で勝利投手。ここ2試合勝ち星を収めています。入団2年目の岡田選手ですが、今や広島カープの先発の柱にまで成長してくれていますね。おまけに7勝はセリーグのハーラートップタイの成績です。
しかし、岡田選手は今シーズン12試合に登板していますが、四死球は36個と1試合平均3つの四死球を出してしまっています。制球が急に悪くなり、自らピンチを作ってしまっていますが、この試合では、丁寧に投げるピッチングを心がけて、無駄なランナー、失点をしないようにしていただきたいですね。ハーラートップの8勝目がかかった試合。勝利を収めて最多勝争いを繰り広げていただきたいですね。
6月28日の勝利でベイスターズ戦5勝5敗とタイになりました。
苦手意識があるベイスターズ戦ですが、このカード勝ち越して苦手意識を払拭していただきたいですね。
この試合も勝って4連勝だ！！頑張れ広島カープ！！