ラリー・イタリア開幕!SSSでオジエと対決したヌービルが初日トップ!

8日、ついにWRC第7戦ラリー・イタリアが開幕。初日はイタリアのサルディニア島北東部のアルゲーロにて、元々モトクロスのコースだったイッティリ・アリーナでのスーパーSS、1ステージが行われました。

モトクロスのコースだっただけに、ジャンプやウォータースプラッシュが設定されたコースを2台並走して走る迫力のステージ!このステージのトップタイムはヒュンダイのティエリー・ヌービル!対戦相手がMスポーツのセバスチャン・オジエだっただけに、二人のレースは熱かったことでしょう。二番手にはMスポーツのオット・タナク。今ラリーから参戦しているシトロエンのアンドレアス・ミケルセンは8番手。この人も注目ですね!

大混戦の2日目!パッドンが首位浮上!

9日の競技2日目はSS2~9の8ステージが行われましたが、首位が4人も入れ替わる大混戦となったようです。2日目終了時点で総合首位にたったのは、ヒュンダイのヘイデン・パッドン。しかし、トップ5がパッドンとの差15秒以内にひしめく混戦模様です。

2番手につけたのは昨年のイタリア覇者・ヌービルで、ヒュンダイ勢がレースを引っ張る形となりました。3番手にはタナク、4番手にはトヨタのヤリ-マティ・ラトバラ、5番手にはMスポーツのマッズ・オストベルグがつけています。ここまでわずか14.7秒差と、イベント最長距離となる3日目を前に激しい戦いが予想されます。

先頭スタートのオジエはグラベルの掃除役としてタイムには苦戦し7番手。注目のミケルセンは9番手からの巻き返しを図ります。

トヨタが大健闘!4ステージでヤリスWRCがベストタイム!!

トヨタ勢はラトバラが首位のパッドンと9.8秒差の4位が総合順位でのトップとなりますが、2日目の8ステージのうち、半分の4ステージでトヨタのヤリスWRCがベストタイムを叩き出しました。

SS3ではユホ・ハンニネン、SS5、6、7では3ステージ連続でエサペッカ・ラッピがステージベストタイムを記録し、トヨタのヤリスWRCがイタリアの難関グラベルで素晴らしいパフォーマンスを見せています。これは期待できますね!ハンニネンは6番手、ラッピは8番手から上位進出を狙います!!

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