東地区チャンピオンとしてファイナルを戦った、クリーブランドキャバリアーズとは、どんなチームなのか。

転機は3年前のレブロン復帰!

このNBAファイナルで、3年連続ファイナル出場の、クリーブランド・キャバリアーズ。
東地区で圧倒的な強さを見せつけている今のチームの転機は、3年前のオフ。
地元で育つドラフト1位で入団して、チームをファイナルまで導いてた、レブロン・ジェームスが、FAで去ってから4年。
再度FAでキャバリアーズへ移籍。
レブロンの愛称でもあるキングになぞらえて『王の帰還』とまで呼ばれたこの移籍から、チームは劇的変化。
レブロン入団に留まらず、トレードを屈指して、選手を揃えて一気に優勝候補となり、そこから3年連続のファイナル進出です。

レブロンがいるうちに戦力を整えて優勝といったところでしょう。
実際に復帰1年目からファイナル進出するなど、短期間で見れば大成功の補強だったとは思いますが、それと同時に長期的な目で見ていると、このオフで手放すことになった若手選手などが、今後どう成長していくか。
数年後、他チームの主力としてキャバリアーズの前に立ちはだかる可能性も無きにしも非ずといった感じですね。

昨シーズンNBA制覇

レブロン移籍1年目は、ファイナルで敗退しましたが、昨シーズンはついにNBA制覇。
しかも1勝3敗と追い詰められてからの、3連勝でファイナル制覇。
1勝3敗からファイナルを制覇したのは史上初のことで、NBAの歴史に名を刻むシーズンとなりました。

特にレブロンは、キングの名にふさわしい活躍でした。
優勝が決まった週間に、コートに倒れこみ涙する姿は、キャバリアーズに、生まれ育った地元のクリーブランドでの優勝することの想いの強さを感じました。
地元で育ち、その後地元から旅立ち、そして成長して地元に帰ってきて、地元に優勝をもたらす。

日本的に言えば、故郷に錦を飾るといったところですね。

2連覇を目指したファイナル

NBAチャンピオンとなっての今シーズンは、東地区2位でシーズン終えるものの、プレーオフに入ってからは連勝に次ぐ連勝。
ここら辺は、2年連続ファイナルまで勝ち進んでいる経験のなせる業でしょうか。
プレーオフからスイッチ入った感じです。

ファイナルまでのプレーオフの成績は、12勝1敗。
西地区のウォリアーズも負けてなかったので、もしかするとプレーオフ無敗同士のファイナルかと少し期待しましたが、それでもわずか1敗でファイナルまできたのは凄いですね。

ファイアナルでは負けはしましたが、来年もファイナルまでコマを進めそうな強さですね。

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