日本各地にその地域の早慶戦がある!

野球の早慶戦といえば、東京六大学野球リーグにおいて早稲田大学と慶應義塾大学のライバル校同士の戦いの事を指します。
東京六大学野球リーグが始まる前から続く伝統の一戦で、その歴史は100年以上も続いています。その人気は高く、神宮球場では熾烈な応援合戦が繰り広げられ、満員の観衆を集めます。
そんな早慶戦ですが、高校野球では日本各地に早慶戦のように、ライバル校同士の伝統の戦いがいくつもあるのをご存知でしょうか?
そのライバル校同士の戦いを「○○の早慶戦」と称されるほどです。
日本各地に存在するその地域伝統の早慶戦は次の通りです。

日本各地の早慶戦一覧

* 岩手の早慶戦 - 盛岡一-一関一
* 杜の都の早慶戦 - 仙台一-仙台二
* 秋田の早慶戦 - 秋田-秋田商
* 福島の早慶戦 - 福島-福島商
* 茨城の早慶戦-水海道一-下妻一
* 埼玉の早慶戦 - 早大本庄-慶応志木
* 浜の早慶戦 - 横浜商-横浜
* 静岡の早慶戦 - 静岡-静岡商
* 岐阜の早慶戦 - 岐阜-県岐阜商
* 伊勢の早慶戦 - 伊勢-宇治山田
* 扇港(神戸)の早慶戦 - 神戸-兵庫
* 山陰の早慶戦 - 鳥取西-米子東
* 岡山の早慶戦 - 岡山朝日-岡山操山、岡山東商-倉敷商
* 広島の早慶戦 - 広島商-広陵
* 鹿児島の早慶戦 - 甲南-鶴丸

このように、古くから凌ぎを削ったチーム同士の戦いが、その地域の早慶戦と言われています。
秋田-秋田商、広島商-広陵、横浜商-横浜といった強豪校同士の戦いは準決勝、決勝といった大会終盤に当たるケースが多く、このカードが実現すれば球場は大入りとなります。
なお早慶の付属高校野球部が揃う唯一の都道府県である埼玉は、プチ早慶戦として実現するケースがあります。実際、2004年の夏の初戦に一度だけ実現しています。

そんな中、ライバル校同士の関係を更に深める行事として毎年1回行われる定期戦を行うところも多いです。
ライバル校同士の一戦は、夏大さながら、ブラスバンド・応援団も要して全校応援をするほどで、中には夏大以上に思い入れる定期戦もあるほどです。

本家早慶戦より熱い!?「杜の都の早慶戦」こと仙台一高と仙台二高の定期戦

そんな定期戦の中でも、最も熱い盛り上がりを見せてるであろう定期戦が「杜の都の早慶戦」と呼ばれている仙台一高と仙台二高の定期戦です。
毎年5月中旬にコボスタ宮城で行われ、両校全校応援で行われる一大行事です。
今でも多くの観衆で埋まる人気の定期戦ですが、東北楽天ゴールデンイーグルスが参入し、改修する前の宮城球場時代に開催してた時代は、その球場の埋まりぶりと、応援特設ステージが作られた事で、その迫力は凄まじいものです。

さらに定期戦の前々日には、アピール行進と呼ばれる両校の生徒が仙台の繁華街を仮装して歩いて定期戦をPRする行事も行われます。
両校の応援団幹部をそれぞれ先頭とし、以下、各校の1年生全員と2・3年生有志が、応援歌を歌い、エール交換をし、また野次も叫びながら盛り上げ、定期戦に向けて気持ちを高めています。まさに一種のお祭り行事ですね。
このように両校にとって定期戦は、いかに大きな学校行事だということがわかります。
この盛り上がりぶりは本家早慶戦以上ではないでしょうか?

定期戦はこの仙台一高、仙台二高以外にも、静岡と静岡商、三重では伊勢と宇治山田、鹿児島の甲南と鶴丸などが5月から6月にかけて毎年開催されてます。
地域ごとの譲れないライバル校同士熱い戦いを皆さんも是非ご覧になってはいかがでしょうか?

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