実はかなりの強敵・ベネズエラ!!

ラウンド16で対戦するのはベネズエラ。野球大国として知られているベネズエラは、南米ではサッカー最弱国と言われ、W杯出場経験もありませんが、最近では、A代表が2011年コパ・アメリカで4位、昨年のコパ・アメリカ・センテナリオでベスト8に進出しています。また、育成にも力を入れてきていて、今大会のチームは大会屈指の実力を備えていると言われています。

組織的な守備と、前線の個性が両立している強敵です。特に攻撃陣はタレントが豊富で、1トップのロナルド・ペーニャと2列目のセルヒオ・コルドバ、ジェフェルソン・ソテルド、アダルベルト・ペニャランダの3人は固定的にスタメン起用され、一次リーグ3試合で記録した10得点のうち8得点にゴールかアシストでこの4人が絡んでいます。

ペーニャはスペイン1部で売り出し中の長身ストライカー。強さと高さに加え、しなやかさも備えています。右ウイングのコルドバはここまで4得点で得点ランクトップ。トップ下のソルテドはA代表経験もあり、小柄ながら、テクニックとスピードにパワーも備えたアタッカー。ペニャランダはスペインのマラガでリーガ出場経験もあり、A代表にも定着しつつある要注意人物です。この4人の個人技と連携には苦しめられることでしょう。

ちなみにベネズエラ出身である横浜DeNAベイスターズのロペス選手は、2-1でベネズエラ勝利を予想しているようですね〜。

破壊力抜群のベネズエラに、日本はどう立ち向かう?

これに対し、日本代表は一次リーグ3試合で5失点。特に早い時間帯での失点が多かったところが気になりますね。3試合全てで先制され、追いかける展開を強いられています。昨年のアジア選手権では無失点で優勝したものの、この大会でアジアと世界の差を痛感しているようです。僅かな隙を確実にものにするのが世界レベルです。個では分が悪い日本ですから、組織的な守備とデュエルする覚悟を見せて欲しいです。

後半に強さを発揮!世界が注目する日本の若き才能に期待!

序盤に失点すると、かなり厳しい戦いになると予想されます。まずは前半をしっかり抑える。相手が焦れてくれば、南アフリカ戦やイタリア戦で 見せたように後半でチャンスを作れるものと思われます。中3日で試合に臨むベネズエラに対し、日本は中2日と、この差も大きいですが、ここは踏ん張りどころ。エース小川航基の離脱が痛いですが、ここまで3得点の堂安律や、切り札としての活躍が期待される久保建英の2人は、日本だけでなく世界からも注目されています。日本の若き才能に期待です!

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