レッドマシン打線は今シーズンも健在

首位・広島カープ

29勝19敗1分と貯金を10に伸ばし、交流戦を迎える広島カープ。
開幕は阪神タイガースに黒星を喫するものの、その後は引き分けを挟んで10連勝と開幕ダッシュを見事に決めました。

今シーズン始めから打撃陣が好調を維持し、5月29日現在までで、3割をキープしている選手は安部友裕選手。鈴木誠也選手、エルドレッド選手、エルドレッド選手、丸選手、田中選手の6選手。チーム打率,278はセリーグダントツトップで、好調を維持してくれています。
そんな中、現在、安部選手が首位打者、エルドレッド選手がホームラン王、鈴木選手が打点王と3部門で広島カープの選手が独占している状況。今シーズンもレッドマシンガン打線は健在ですね。

そして、今シーズン29勝中17勝が逆転勝ちを収めています。
昨シーズンも79勝中45勝が逆転勝利を収めた「逆転のカープ」
今シーズンも昨シーズンと同様、逆転のカープで勝利を量産していきます。

投手陣崩壊も徐々に上向きに

開幕戦から投手陣に不安がありました。
開幕戦となった阪神タイガース戦。エース、ジョンソン選手がまさかの大炎上。4回持たず7失点。この試合でジョンソン選手は登録抹消。左のエースが開幕から不在となってしまいました。次の日の試合も岡田選手が炎上するもサヨナラ勝ちを収めました。
その後は安定感を取り戻したものの、ゴールデンウィークに再度投手陣崩壊。印象に残っている試合は5月6日の阪神タイガース戦。
一時、9-0と楽勝ペースで試合を進めていたもののまさかの逆転負け。出てくる投手がことごとく炎上してしまっていました。この試合にはファンも失望したはずです。このゴールデンウィーク終了時点までで、投手陣のチーム防御率はセリーグのワースト。連敗もし、首位から転落してしまいました。
その後、投手陣の不調が続いた広島カープでしたが、5月中旬頃から調子が上向きに。先発投手陣が長いイニングを投げられるようになり、中継ぎ陣の負担が減ったのが要因かと思います。
5月29日現在、チーム防御率は3,56でセリーグ4位。ダントツでワーストのチーム防御率だった5月上旬のことを考えると、徐々に調子も取り戻しつつあります。
現在、故障などで先発投手陣が手薄な広島カープ。この苦しい時期をなんとか乗り越えて行ってもらいたいですね。

今シーズンブレイク!!安部友裕

彗星の如く現れた安部友裕選手。
5月29日現在で、打率,336で首位打者に躍り出ています。

安部選手は昨シーズンから1軍に定着。主にサードとして出場していました。左投手を苦手としているので、左投手が相手の時はスタメンを外れる場面が多々見られたものの、昨シーズンは115試合に出場し、打率,282と好成績を残していました。

今シーズンも左投手が先発の場合、スタメンを外れる場面がありますが、チャンスに強いバッティングで、ヒットを量産。5月26日の試合で規定打席に達し、首位打者に躍り出ました。
昨シーズン、鈴木誠也選手のブレイクでセリーグを制覇した広島カープ。
今シーズンは安部選手のブレイクで、チームに勢いをつけて、これからの試合を戦っていただきたい。このままの調子でいけば2連覇は十分狙えます。

現在首位の広島カープ

5月28日のジャイアンツ戦に勝利を収め、首位に返り咲いた広島カープ。
毎年苦戦する交流戦が5月30日から始まります。

昨シーズンは交流戦に勝ち越し、交流戦終盤から連勝を重ねました。
今シーズンも鈴木選手始め、打撃陣の戦力には申し分なし。
鬼門の交流戦をどう戦うかが今後のシーズンの鍵を握ることになるでしょう。
最悪でも五分で交流戦を終えたいところ。
交流戦の戦い方に注目です。

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