U-20サッカー日本代表、W杯1次リーグ突破!

韓国で行われているサッカーU-20世代のワールドカップ。我らが日本代表は1次リーグを1勝1分け1敗の勝ち点4でD組3位ですが、すでに最終節を終えているA組3位のアルゼンチン、B組3位のドイツの成績を上回ったため、決勝トーナメント進出が決定しました。

この大会は、飛び級で選ばれた15歳の久保建英選手が出場していることで注目を集めていますが、久保選手を含め、若き日本代表の戦いにこれからの期待も込めて応援に力が入ってしまいますね。決勝トーナメント1回戦の相手はB組を首位通過したベネズエラです。

1次リーグ 第1戦 vs 南アフリカ

U-20日本代表 2-1 U-20南アフリカ代表

【得点者】
0-1 7分 グランド・マージマン(南アフリカ)
1-1 48分 小川航基(日本)
2-1 72分 堂安律(日本)

21日、初戦はU-20南アフリカ代表と対戦。開始早々の7分に、南アフリカのグランド・マージマンが放ったシュートがブロックで飛び込んだ冨安に当たり、ボールがゴールへ。早々に失点を喫した日本代表は、その後、自らのペースに持ち込みましたが、前半はそのまま終了。

しかし、後半、48分に左サイドからの崩しから、岩崎のクロスを小川航基が押し込んで同点に持ち込みました。

そして、59分、日本が待ち望んだ若き才能・久保建英選手が投入されました。その久保は、投入直後のファーストタッチで絶妙なスルーパスを見せ、得点を感じさせると、72分、久保が左サイドに抜け出してパスをもらうと、マイナスに折り返し、それを堂安律が合わせて逆転ゴールを決めました。

若き才能が逆転勝利に導く素晴らしい内容でした。

1次リーグ 第2戦 vs ウルグアイ

U-20日本代表 0-2 U-20ウルグアイ代表

【得点者】
0-1 38分 ニコラス・スキアッパカッセ(ウルグアイ)
0-2 90+2分 マティアス・オリヴェイラ(ウルグアイ)

第2戦は南米王者のウルグアイとの対戦。ウルグアイが一枚上手という感じの試合となりました。互いの好機を生み出す中、日本は16分に、エースの小川が負傷交代というアクシデントに見舞われます。エースを失った日本が攻めあぐねていると、ウルグアイに先制点を献上してしまいました。

1点を追いかける日本は、その後、攻勢を続けますが、最後までウルグアイゴールを破ることはできず、逆に後半アディショナルタイムの止めとなる追加点を奪われ、ウルグアイに惜敗となりました。

1次リーグ 第3戦 vs イタリア

U-20日本代表 2-2 U-20イタリア代表

【得点者】
0-1 3分 リッカルド・オルソリーニ(イタリア)
0-2 7分 ジュゼッペ・パニコ(イタリア)
1-2 22分 堂安律
2-2 50分 堂安律

第3戦、決勝トーナメント進出をかけてともに1勝1敗のイタリアと対戦。日本は前半7分で2失点という苦しい展開を強いられますが、22分にマリノスの遠藤渓太のクロスに堂安が身体を投げ出して足で押し込み1点を返すと、50分、再び堂安が4人抜きドリブルからゴールを決め、同点に追いつきました。この細かいタッチのドリブルからの4人抜きは、今回屈指のゴールになることでしょう。日本だけでなく、世界から注目を浴びることになりそうですね。堂安選手の決勝トーナメントでの活躍が楽しみです。

試合は堂安の2得点で2-2のドロー。グループ3位の上位4カ国入りが決まり、日本は決勝トーナメント進出を決めました。

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