平成生まれは知らない!?今では見られなくなったプロ野球の光景
出典: https://bbcrix.com/articles/30966
良くも悪くも古き昭和のプロ野球文化のワンシーンをご紹介します。
ダブルヘッダー
ダブルヘッダーとは1日に2試合行う事を言い、プロ野球ではかつて、シーズン終盤に雨で中止になった振替の試合を日程の都合上、ダブルヘッダーとして組み込む事がしばしばありました。
そこで生まれたドラマも数々とあり、代表的なのが、1988年近鉄の逆転Vのかかった川崎球場で行われた対ロッテ。いわゆる「10・19決戦」でした。
そんなダブルヘッダーも、ドーム球場が増えた事により、雨天中止が減少。それに伴いダブルヘッダーの機会も減少していき、プロ野球では1998年のシーズンを最後に行われていません。
シーズン終盤のドラマを起こし、1日で2度試合が観れる良さもありますが、選手のコンディション面を考えれば、ダブルヘッダーはない方がいいですね。
当て馬
プロ野球において、「当て馬」とは、相手チームの先発投手が右投げか左投げか予想が付けにくい時、登板予定のない投手などをスターティングメンバーとして登録しておき、相手チームのメンバー発表後その選手が登録されていた打順を相手投手と好相性の選手に交代させる作戦で。その作戦で登録されるダミーの選手の事を言います。別名「偵察メンバー」とも言います。
かつては予告先発のなかったセリーグで度々見られ、「6番サード桑田」なんてスターティング発表があると、一瞬どよめきが起こり、その光景に思わずニヤけるものでした。
しかし、現在ではセリーグでも予告先発制度が導入され、「当て馬」の役目は不要になりました。
作戦の駆け引きで「当て馬」はまさにプロ野球の醍醐味でしたが、予告先発があると少し野球の味気なさも感じますね。
ダフ屋
「ハイ!チケットない人はいる〜?」「チケット余っている人は買うよ〜!」
かつて球場周辺ではヤクザみたいな怖い人のこんな掛け声が飛び交う光景が広がっていました。
ダフ屋は、いわゆる転売屋の一種で、入場券を転売目的で売買し、チケット類を買えなかった人や買いたい人に売りさばく業者で、巨人戦などの人気カードではしょっちゅう現れ、通常販売の金額よりも高い設定で、売買行為を行っていました。
もちろんこの行為は違法で、今では取り締まりも強化され、見つかって逮捕される事もあるため、今では見かけなくなりました。
クリーンなプロ野球を目指すなら、いてはいけない存在ですね!
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トコトコとコツコツとやっていきます。
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