世界保健機関（WHO）では、”成人は週当たり150分以上の適度な運動を、または75分以上の激しい運動を行なうこと” を 推奨しています。
土日の2日間の週末に、推奨されている運動量をこなせば、同等の効果が得られるようで、ウォーキングなどの運動の効果は毎日続けている人がもっとも高かったが、土曜日や日曜日にまとめて行うだけでも、かなりの効果を見込めるそうです。運動はいつ行っても、まったく運動しない場合に比べ、大きな恩恵をもたらすことが明らかになりました。

先程も書きましたが、週末だけの運動を始めるのであれば、次の２つの条件が必須になります。
①その運動は、中程度の強度の負荷を体にかける。
②その運動を、合計で７５分間以上続けること。
以上の条件を満たすと良いみたいです。

歩くことは、運動の基本です。
特別な道具を買う必要もありませんし、真剣にフォームに注意して歩くことで、無理なく十分な負荷を体にかけることが可能です。
これまで運動経験が少ない初心者の方でも、怪我をする心配の少ない競技です。

人間は、すべての哺乳類の中で、最も長い距離を走り続けることができる生物だそうです。
人の足は、進化の中で、長距離を走るために最適化されていて、足にあった適切なシューズを選択することは、関節のケガを予防することにもなります。
毎週取り組むことで、走り続けることができる距離が長くなり、また同じ距離でも必要な時間を短縮できるため、成果がわかりやすく続けやすい競技の一つです。

水泳は、全身運動であり筋肉と持久力を同時に鍛えることができます。
また呼吸できない水中運動であるため、心肺機能の向上にも役立ちます。
さらに水圧がかかることで、余分なむくみの解消や、温度の低い水の中にいることで、体温を上げる代謝を高める効果も期待できます。
ヒザの故障や腰痛などのケガを治すリハビリにも、水泳はおすすめです。

松岡修造さんや錦織圭選手の活躍によって、最近注目を集めているスポーツです。
相手のある競技であるため、試合になればコートを短距離ダッシュし続けなければならないハードな競技でもあります。
社会人向けのテニスサークルも多く、初心者でも始めやすく、一人でも参加しやすいのです。

サッカーに比べて少ない人数で行えるフットサルは、仲間内で始めやすい女子にもオススメのスポーツです。
街中にもフットサル場が増えてきていますので、専用のシューズさえあれば、すぐに始めることができます（レンタルできる所も多いです）。
対戦する球技なので、白熱すると夢中になって続けることができます。
疲れてきたりした、無理せずに休憩をとるようにしましょう。

手軽な負荷の掛からないように思えるヨガですが、実際に体験してみると、意外としんどいフィットネスです。
ジムのヨガコースは、日本全国どこでもやっているポピュラーなものです。
体の柔軟性を高めて基礎代謝の向上や、体幹の筋肉を鍛えることも可能であり、また精神のリラックス効果も期待できます。

このように毎日の運動ができなくても週末や、自分の休みを見つけて運動するといいですね。
個人でやるも、友達と一緒にやるも、楽しんでやるのもいいですね。