バスケットボールの神様といえばマイケル・ジョーダン。野球の神様といえばベーブ・ルース。サッカーの神様といえばペレといったように、ギター神様という存在もいます。しかし困ったことに人によってその存在は異なっているようで、検索しても数人のギタリストが出てくる現状です。ということで、ギターの神様と呼ばれている人を紹介します。

ジミヘンこと!ジミー・ヘンドリックス!

ジミヘンって一度は耳にしたことありませんか?ジミヘンとはジミー・ヘンドリックスというギタリストの名前を略した呼び方です。私も大好きなギタリストの1人で初めて聞いたのは中学2年の時。それまで音楽好きな父の影響でジャズ、ロック、ブルースなどは聞いていたことは聞いていたのですが、彼のような音楽スタイルの音源を聞いたことなく、また映像見たときは何というか、「おったまげた」といった印象でした。まずレフティーなのに右利き用のギターを逆さまにして弾いているというインパクトの強さ。早弾きのスペシャリストとも呼ばれているイングウェイ・マルムスティーンなども、これ真似をして逆さのギターシグネチャーモデルとして使っているほど。そしてジミーといえば真っ白なフェンダーのストラトにトレモロアーム。ヒッピーの衣装にアフロヘア。「なんてクレージーでお洒落なんだ」と率直に思った瞬間でした。

伝説とまで言われているジミーのTHE STAR SPANGLEED BANNER(アメリカ国家)の演奏

それは1969年8月に開催されたウッドストック・フェスティバルの最終演奏者として出演したジミー・ヘンドリックスのオープニングに、アメリカ国家「THE STAR SPANGLEED BANNER」爆音で演奏した内容は、当時ベトナム戦争真っ只中で爆撃機が空爆を行い民衆が泣き叫び逃げまどう様子を音で再現したとも言われているようです。そこからそのまま「パープルヘイズ」へと入りジミー・ヘンドリックスの演奏がスタートしました。
「ザ・フー」のピート・タウンゼントや「クリーム」のエリック・クラプトンは、「ジミーの後に演奏なんてやりたくない」言わせたほど観衆巻き込むパワーのある演奏だったというのが本当によくわかる発言です。

真似など不可能!THE ジミー・ヘンドリックスだ!

もし彼が生きているなら、もし当時にタイムスリップできるのであれば、間違いなくジミー・ヘンドリックスのライブを見にいくでしょう。歯で演奏、背中にギターを回して演奏など、クレージーそのものです。ザ
ブルースやロックと一言で言い表せない音源スタイルの持ち主。完コピすれば彼よりも綺麗な音で演奏できる人は多くいるでしょうが、彼のような独創スタイルまでは完コピ不可能でしょう。あのイカれた音とイカれたパフォーマンスがあってこそ、それがジミー・ヘンドリックスです。

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