梅の見頃は?

梅はバラ科サクラ属の一種で、奈良時代に中国からやってきたと考えられ、観賞用や果実の利用目的で、古来より栽培されています。品種によって開花のシーズンは異なりますが、だいたい12月下旬から3月中旬までが、梅の花の見頃です。

実は梅の品種は300種以上!!

梅の種類は現在300種以上もあるそうです。特に江戸時代に園芸ブームがあったそうで、そこで品種改良や交配が進み、多様な梅が生まれました。
品種は大きく分けて、3系統あり、「野梅(やばい)系」「緋梅(ひばい)系」「豊後(ぶんご)系」に区別される。

また、花を観賞するための品種を「花梅(はなうめ)」、実を収穫する目的の品種を「実梅(みうめ)」と呼びます。ちなみに、梅の品種は専門家でも見分けるのは難しいそうです。

東京の梅の名所

湯島天満宮(東京都・文京区)

春日通りの切通坂上り口にあり、泉鏡花の『婦系図(おんなけいず)』にも登場する。境内に咲く「湯島の白梅」が有名で、学問の神様として知られる菅原道真を祀っていることから、毎年春には多くの合格祈願者や観梅者が訪れる。

見頃は例年、2月中旬~3月上旬。白加賀、豊後梅、寒紅梅、おもいのまま、月影、冬至梅、都錦、見驚梅などの品種が楽しめます。

羽根木公園(東京都・世田谷区)

全体が小高い丘になっていて、紅白梅合わせて60種以上、約650本を見ることが出来る。また「せたがや梅まつり」も開催され、週末や祝日には模擬店が出て賑わうことでも有名。

例年の見頃は、2月中旬~3月上旬。おもいのまま、紅千鳥、八重野梅、白加賀などの品種が楽しめます。

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