金田正一

【金田正一】
1950年から1969年のプロ20年で、沢村賞3回、最多勝3回、最優秀防御率3回、最多奪三振10回など様々なタイトルを獲得した名選手。
日本プロ野球で歴代唯一の400勝達成選手で、この偉業は金田氏のみの記録である。
球種はストレートとカーブのみではあるが、手元から離れても球速が下がらない快速球を武器に三振の山を築き、奪三振数4490個はプロ野球歴代1位の記録。当時、スピードガンが導入されていなく、詳しい球速はわからないが、当時対戦した選手たちは「ゆうに160キロは超えていたのでは」と話しており、打撃の神様、川上哲治氏は、「実際見てきた中で一番速い球を投げるのは金田氏、若い頃は本当に速かった」と答えている。

古田敦也

【古田敦也】
1990年から2007年のプロ18年で、MVP2回、首位打者1回、ゴールデングラブ賞10回など様々なタイトルを獲得した名選手。
当時、メガネをかけた捕手は大成しないと言われており、大学時代、輝かしい功績を残すもドラフトから漏れた経緯がある。
当時ヤクルトスワローズの監督であった野村克也氏の指導のもと、その常識を覆し、様々な功績を残した。蓄積された打者のデータを基に、打者の裏をかいたリードに定評があり、ボール球をストライクに見せるキャッチング技術で、打者を惑わせていた。スローイングの技術にも長けており、リーグ盗塁阻止率1位を10度マークし、1993年には、盗塁阻止率,644という日本記録も残している。現役時代の通算盗塁阻止率,462は未だ破られていない盗塁阻止率の記録である。
また、打率3割を超えるシーズンも8度あり、投打に活躍したヤクルトスワローズのレジェンド捕手である。

若松勉

【若松勉】
1971年から1989年のプロ19年間で、MVP1回、首位打者2回など数々のタイトルを獲得した名選手。身長168センチと小柄な体格ながら巧みなバッティングセンスで数々の功績を残したことから「小さな大打者」という愛称で親しまれている。
プロ19年間の間で、打率3割を残したシーズンはあの打撃の神様として知られている川上哲治氏と並ぶ12回をマークし、日本プロ野球では、日本人では歴代1位となる歴代2位の通算打率,319を記録している。
若松氏が付けていた背番号「1」は以後、池山隆寛氏、岩村明憲氏、青木宣親氏、山田哲人氏と、ヤクルトスワローズを代表する生え抜き選手が付ける背番号となっている。

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