空のF1

最高速度370km/h、最大負荷10Gにおよぶ過酷な空中タイムトライアルの連続でイベントが構成され、「世界最速のモータースポーツ・シリーズ」「空のF1」とも形容される。厳しい競技環境に耐え得る強靭な肉体と、飛行機を正確に操る技術力・集中力が要求される競技であり、曲技飛行の国際選手権優勝者や空軍教官を経歴に持つパイロットが多数を占めています。
2003年にレッドブルの企画で始まった曲技飛行パイロットによるエアレースシリーズの総称。国際航空連盟公認のレースです。

なかなか知られていないレッド・ブルエアレースについて少し紹介致します。

レース内容

曲技飛行用の単発プロペラ機を操り、5〜6km(3〜4マイル)のコースに設置された高さ25mのパイロン型風船障害物(エアゲート)を規定の順序と方法で通過、ゴールまでのタイムを競う。

曲芸飛行ではなくタイムトライアル競技ではあるが、小型の機体が高速で動くことから目視しにくいため、コース進入の直前にスモークを焚いたり、尾翼とコクピット内にカメラ(ガーミン製)を設置し会場の大型スクリーンで放映するなど、観客や視聴者への配慮がルールで定められている。

2017年も日本で行われているレース

日本におけるエアレース会場となる千葉県千葉市は首都圏に位置する人口約100万人の政令指定都市であり、成田空港と羽田空港の中間に位置しています。成田空港からも車で最短20分というアクセスを誇ります。その中でも、会場となる幕張新都心は、ビジネス、観光、ショッピングの機能がコンパクトに収まっていることが特長です。ビジネス、観光、ショッピングをすべて徒歩圏内に楽しむことができます。ベイエリアには、日本最大の4,320メートルの人工海浜が広がり、海浜幕張駅周辺にはショッピングエリアやレストランが充実しています。中でも、イオンモール幕張新都心は日本最大級のフラッグシップモールとなっています。さらに、駅周辺、ホテル内では無料WIFIエリアが設けられ、日本内外から来る人々のビジネスや観光をサポートしています。

2017シーズン第3戦は6月3日・4日に日本・千葉で開催される。2016シーズンの千葉は9万人の大観衆を前に同国出身の室屋義秀がキャリア初優勝を飾って素晴らしいシーズンハイライトを演出したため、今年は更なる盛り上がりが期待できそうです。

日本人選手

レッド・ブルエアレースには日本人唯一の選手もいます。
室屋 義秀(むろや よしひで、1973年1月27日 - )は、日本のパイロット。2002年に活動を開始した競技志向型(エアロバティックス)エアショーチームのメインパイロット。2008年、アジア人初のレッドブル・エアレース・パイロットに抜擢。2009年にはレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップにアジア人で初めて参加した、そして2016年、レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ、母国大会という大舞台でついに初優勝を果たしました。
今後、室屋選手の様に日本人選手が増え日本開催で優勝する姿をたくさん見たいですね。

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