吉田所属のサウサンプトン、イングランド・リーグ杯決勝に挑む!

日本代表DF吉田麻也が所属するイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンが、26日、イングランド・リーグカップ決勝でマンチェスターユナイテッドと対戦する。

チームとしては、プレミア創設後初タイトルを懸けた一戦となり、吉田自身もクラブキャリアで初戴冠のチャンスとなる。

リーグカップ決勝が行われるウェンブリーは、ロンドンオリンピックではメキシコvs日本のカードが実施された地でもある。メキシコ相手に1-3で敗れ、残念ながら決勝進出はならなかったが、オーバーエイジでU-23日本代表として戦った吉田麻也にとっては思い出深い場所の一つ。

サウサンプトンは、準々決勝でアーセナル、準決勝でリヴァプールと、強豪を次々に撃破して決勝進出を果たしたサウサンプトンは、トーナメントに加わった昨年9月から、今シーズンの同大会でまだ失点を喫していない。マンチェスター・ユナイテッド相手にも完封勝利なるか、吉田の奮闘に期待がかかる。

イングランド・リーグカップとは

イングランドのサッカーのリーグカップである。プレミアリーグとフットボールリーグの92クラブが参加する。1960年シーズンから始まったもので、優勝チームにはUEFAヨーロッパリーグへの出場権が与えられる。

参加資格は、大会を主催するフットボールリーグのクラブおよび、プレミアリーグのクラブをあわせた92クラブ。ノックアウト・トーナメント方式の一発勝負で行う(準決勝のみホーム・アンド・アウェー)。決勝戦は伝統的にロンドンにあるウェンブリー・スタジアムで行われる。

相手はマンチェスター・ユナイテッド

決勝の相手、マンチェスター・ユナイテッドは言わずと知れたイングランドの名門チーム。決勝戦は、守備のサウサンプトンVS攻撃のマンチェスター・ユナイテッドといった構図になるとの見方がほとんどで、今回の試合では吉田麻也と若いジャック・スティーブンスのセンターバックコンビに注目が集まっている。この2人がズラタン・イブラヒモビッチのようなワールドクラスの選手を抑えられるかが1つのカギで、最終ラインが踏ん張らない限りサウサンプトンに勝利はない。

ただ、マンUは今回、イングランド・リーグ杯決勝が決まったため、マンチェスター・シティーとのダービーマッチの日程が変更となりましたが、イングランド協会カップ(FA杯)でも勝ち残っているほか、来月には欧州リーグの戦いも再開するという過密日程。この影響がどうでるか、決勝戦は見ものです。

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