25日、今年で25年目を迎えたJリーグが開幕。我らが横浜Fマリノスはホームの日産スタジアムに浦和レッズを迎えての一戦。

試合はマリノスが先制したものの、後半に立て続けに失点し、浦和に逆転を許す。しかし、終盤で一気に再逆転に成功し、マリノスが3-2の鮮やかな逆転勝利を収めた。白星スタートを切ったマリノスはJ1通算400勝の記録も達成した。

次節、マリノスはニッパツ三ツ沢球技場で北海道コンサドーレ札幌と対戦する。

2017シーズンのオープニングマッチとなった一戦。ホームのマリノスは新主将の齋藤学や本日が39歳の誕生日となる中澤佑二らに加え、新加入の松原健、ミロシュ・デゲネク、ダビド・バブンスキーが開幕スタメン入り。一方の浦和は21日に行われたAFCチャンピオンズリーグ、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦から3名を変更。柏木陽介、駒井善成、ラファエル・シルバが先発した。

一進一退の攻防が続く中、マリノスは前半13分、齋藤学が左サイドを突破してラストパスを送ると、走り込んできた新外国人のダビド・バブンスキーが、豪快にゴールネットを揺らした。そのまま、前半はマリノスが1点リードで折り返す。

後半に入ると、浦和が猛攻をしかける、後半63分、途中出場の関根貴大のクロスをラファエル・シルバが右足で押し込んで、同点に追いつくと、その2分後の65分には柏木のクロスにまたもラファエル・シルバが頭で合わせてゴール。わずか3分間で浦和に逆転を許す。

しかし、マリノスは86分にCKを得ると、ニアに走り込んだ途中出場のウーゴ・ヴィエイラが頭で叩き込み同点に追い付く。さらに後半アディショナルタイムには齋藤が仕掛けてクロスを送ると、同じく途中出場の前田直輝が左足で逆転弾を流し込み、横浜FMが勝ち越し。3-2の鮮やかな逆転劇をみせた。