アジアチャンピオンズ、日本勢ACL初戦全勝ならず!

22日、AFCチャンピオンズリーグはグループリーグ第1節が行われ、昨日勝利した浦和と鹿島を除く残りの日本勢が登場、ガンバ大阪はアデレード(オーストラリア)に3-0で勝利、川崎フロンターレはホームで水原(韓国)と1-1のドロー。

ACL初戦、浦和、鹿島、G大阪がすべて完封勝利となったが、川崎Fは引き分け、史上初となる日本勢ACL初戦全勝とはならなかった。

ガンバ大阪、敵地で3発快勝!9年ぶりのアジア制覇へ!

2008年以来のアジア制覇を狙うG大阪は、7日に行われたプレーオフでACL本戦出場権を獲得。敵地で初戦のアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)戦に臨んだ。

立ち上がりからゲームの主導権を握ったG大阪は前半21分、右サイドでボールを受けたオ・ジェソクが正確なクロスを放り込むと、中央の長沢駿が頭で合わせ、G大阪が先制。
その後アデレード・ユナイテッドの猛攻に苦しめられたが、前半アディショナルタイムには、エリア内右に流れたボールを井手口陽介が拾って右足シュート。これはDFにブロックされたが、こぼれ球を今野泰幸が豪快にゴールへ蹴り込み、G大阪がリードを広げて前半を折り返した。

後半に入ると2点を追いかけるアデレード・ユナイテッドが押し込む展開。それでも終盤に入った後半の81分、右サイドからのFKを遠藤保仁がゴール前に蹴り込み、GKの手前で三浦弦太が反応。ジャストミートすることはできなかったが、DFに当たったボールがゴールへ転がり込み、オウンゴールとなった。
試合はこのままタイムアップを迎え、G大阪が3-0でアデレード・ユナイテッドを下した。

次節、G大阪は3月1日にホームで済州ユナイテッド(韓国)と対戦する。

川崎フロンターレ、ホームでの初陣はドロー!

昨季J1年間3位で3年ぶり5度目のACL出場となる川崎フロンターレはホームで水原三星(韓国)と対戦。

前半10分、大島僚太の縦パスが相手に当たって浮いたボールに中村憲剛が反応。PA内左に走り込んで左足ダイレクトで折り返すと、新キャプテンに就任した小林悠が胸で押し込んで先制。
しかし前半23分、水原三星はMFヨム・ギフンがPA内左の深い位置に切れ込み、マイナスのクロス。これが自陣ゴールに向かって守備をしていた谷口彰悟の足に当たり、痛恨のオウンゴール。その後、川崎Fの攻勢は続くも、前半は1-1で折り返す。

後半は一転して膠着状態が続き、両チーム共、決定機をつくれず、試合は1-1で試合終了した。

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