横浜DeNAベイスターズの守護神は、2015年から「小さな大魔神」と呼ばれる山崎康晃選手が2年連続で務めた。しかし、2年連続で30セーブを記録したものの、昨季は夏場に調子を崩し、一時は守護神から外れることもあった。

そして2017年、今年こそ優勝を目指すベイスターズは新たにスペンサー・パットン選手をクローザー候補として獲得。トレードマークのヒゲが新たな「ヒゲ魔神」の登場を感じさせる。2017年、今年、守護神はいったい誰の手に?!そして、2人の継投が新たな方程式となるのか?!注目です!

小さな大魔神!山崎康晃投手

ルーキーイヤーに開幕からストッパーとして起用され、1年目の成績は2勝4敗37セーブ7ホールド、防御率1.92を記録。新人連続セーブ機会成功、新人シーズンセーブ数の最多記録も保持している。この結果も含め、横浜DeNAの選手としては初めてのセ・リーグの新人王に選ばれた。2016年の二年目、8月には月間防御率が15.12に達するほどの不振に陥り、一時はクローザーから外れたが、9月以降は復調の兆しを見せた。59試合に登板し2勝5敗33セーブと2年連続シーズン30セーブを達成。今シーズンも守護神としての活躍が期待されます。

新ヒゲ魔神?スペンサー・パットン投手

メジャーでは中継ぎだったが、マイナーでは通算44セーブを記録した豪腕、スペンサー・パットン投手。トレードマークと言える鼻の下、あご、頬を伝って、もみあげまでつながったヒゲは、かつて“ハマのヒゲ魔神”と呼ばれた五十嵐英樹氏(現・育成担当兼ファームスコアラー)を彷彿させる。

球種は150キロの直球に、スライダー、スプリット。今季、カブスでは16試合1勝1敗、防御率5.48で、カブス傘下3Aでは35試合1勝0敗11セーブ、防御率0.75だった。特筆すべきは奪三振率で、メジャーでは21回1/3を投げて22奪三振。3Aでは36回で59三振を奪っている。

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