WRC第2戦、ラリー・スウェーデンは2日目、SS8まで終了。ヒュンダイのティエリー・ヌービルが首位に、初日トップのトヨタのヤリ‐マティ・ラトバラが2番手。開幕戦で優勝を飾ったセバスチャン・オジェは5番手につけている。

この日行われたのはSS2〜SS8の計7ステージ。3カ所の林道ステージを2度ずつ走行し、トルスビーでのSS8でフィニッシュとなった。

ラリー・スウェーデンの2日目は、スウェーデンとノルウェーの両国で7ステージ、計145.65kmのSSが行なわれた。前日にベストタイムを記録し首位に立ったラトバラは、2日目もトップに立っていたが、最終的には2位で2日目を走り終えた。

一方、9位につけていたトヨタのハンニネンは、SS5のフィニッシュ直前で走行ラインを乱しコースオフ。その際、立ち木に激突しマシンのフロントまわりが破損。最後まで走りきったが、ダメージがエンジンに及ぶことを避けるため、以降の走行を断念。リタイアとなり、29番手に沈んだ。

11日の競技3日目はSS9〜SS15の7SSが開催される。翌12日のラリースウェーデン最終日に残されたステージはわずか3ステージとなるため、明日の3日目が勝敗を分けるひとつの山場となると思われる。SS9スタートは日本時間2月11日の16:08スタート予定。