先日、スポーツ界のビッグイベントであるNFLのスーパーボウルが開催され、ニューイングランド・ペイトリオッツがアトランタ・ファルコンズを降し、2年ぶり5度目の優勝を果たした。

そのアトランタ・ファルコンズに、今年、アトランタ五輪でも使用されたジョージア・ドームに代わる新しい本拠地が誕生する。

ネーミングライツの売却により「メルセデス・ベンツ・スタジアム」と名付けられた新スタジアム。総工費はなんと1800億円！とにかくすごいスタジアムになりそうです。

2月5日、第51回スーパーボウルが米テキサス州ヒューストンのNRGスタジアムで行われ、ニューイングランド・ペイトリオッツが史上初の延長戦の末34-28でアトランタ・ファルコンズ相手に奇跡の大逆転勝利を飾った。

序盤からリーグ最強の攻撃力を誇るファルコンズが圧倒し、一時は25点差が付いたが、ペイトリオッツが怒涛の追い上げで28-28の同点に追いくと、スーパーボウル史上初のオーバータイムにもつれ込む熱戦となった。

結果は、ペイトリオッツは、敵のペナルティで敵陣2ヤードまで前進してからホワイトが押し込んでタッチダウン。歴史に残る逆転劇からペイトリオッツが5度目のNFLの頂点に立った。

惜しくも優勝に届かなかったファルコンズだが、新しい本拠地「メルセデス・ベンツ・スタジアム」がとにかくスゴイ！

独特な開き方をする可動式の屋根と、屋根に設置された超巨大ディスプレイが特徴。他にも様々な工夫が凝らされた、アメリカでも屈指のスタジアムとなる。建設費はなんと16億ドル（約1800億円）！

しかもこのスタジアムは、アトランタに創設されたMLSの新チーム「アトランタ・ユナイテッドFC」のホームとしても使用される。同チームのオーナーは、ファルコンズを所有するアーサー・ブランク氏であるためだ。新スタジアムの収容人数は7万1000人とされている。

これからアトランタの街でアメフトだけでなく、サッカーもどのように根付いていくのか楽しみだですね。