ここ数年低迷が続いている埼玉西武ライオンズ。かつては、1980年代の森昌彦監督時代に黄金期があり、パ・リーグといったら西武というほどの強さを誇っていました。
元・福岡ソフトバンクホークス監督の工藤公康さんや秋山幸二さん、元・オリックスバッファローズ監督の石毛宏典さん、元・西武ライオンズ監督の田辺徳雄さん、渡辺久信さん、東尾修さん、今年から埼玉西武ライオンズ監督に就任した辻発彦さんや、現・千葉ロッテマリーンズ監督の伊東勤さんなどが現役で大活躍されている時代でした。その時の主砲といったら、今、色々と話題になっている清原和博さんでした。
西武ライオンズの背番号3は、不動の3番、4番を打つ右の強打者で球界を代表するスラッガーであることが条件。監督の任期はせいぜい5年前後だが、背番号3の任期はその選手が引退するかチームを離れるまでの長期間に渡ることが通常で、ファンは清原の時代はとか中島の時代はというふうに、背番号3の選手がその時代のライオンズの象徴となる存在です。
ここ最近、その背番号3を背負うまでの実力者が欠けていたことから、しばらく欠番となっていましたが、遂に来シーズンから埼玉西武ライオンズの背番号3が復活です。

今はオリックス・バッファローズぼ選手だが

今はオリックス・バッファローズの選手ですが、ナカジーこと中島裕之選手も埼玉西武ライオンズの背番号3を背負った選手です。
高校時代は強豪校とは言えない兵庫県の伊丹北高校に進学し、投手で1番バッターで県予選4回戦まで進出。高校通算43本塁打を記録して、その年にドラフト5巡目で埼玉西武ライオンズへ入団しました。
プロ入り後は、それまで全く経験のない遊撃手へとコンバート。 後に、MBLに挑戦した現・東北楽天ゴールデンイーグルスの松井稼頭央選手の後釜として期待がかかり、読売ジャイアンツへ移籍する清原和博さんから栄光の3番を譲り受けました。
もともと高校通算43本塁打と天性のバッティングセンスで広角に打ち分け、3割を打つ球界を代表するスラッガーへと成長。またルックスもよく人気も上々で、埼玉西武ライオンズの背番号3を背負うに相応しい選手となりました。
12年間、埼玉西武ライオンズでプレー後は、2013年にはMBLに挑戦。アメリカ西海岸のオークランド・アスレチックスに入団。しかし、怪我に悩まされた影響で不振が続き、2015年に日本球界に復活。現在は、オリックス・バッファローズで活躍中です。

背番号3を襲名。今年の埼玉西武ライオンズ主将

中島裕之選手がMBLへ挑戦をキッカケに、次の背番号3を誰が背負うか話題となりましたが、オーナー渡辺久信さんが、「今は(当時)は、背番号3に相応しい選手がいない。その選手が現れるまで空けておく」と明言した事により、昨シーズンまで欠番となっていました。
そして遂に来シーズンから埼玉西武ライオンズに背番号3が復活となります。
その人物は、浅村栄斗選手。
中島裕之選手がMBLへ去ったのをキッカケに、すぐさま浅村栄斗選手の名が上がりましたが、「浅村はホームランが少なく打率の高いアベレージヒッタータイプの打者になる可能性が高く、ホームランの少ないアベレージヒッタータイプでは背番号3を付けるには物足りない。中島はホームランの少なさを人気でカバーできたが、浅村が中島ほどの人気を博するのは容易ではないだろう。」と言う理由から保留。そして、来季からの変更の理由について、渡辺久信シニアディレクターは「“3”を付けるのにふさわしい選手になってきた。チームの中心選手だし、どんどん引っぱっていかなきゃいけない立場」と説明した。
低迷が続いている埼玉西武ライオンズ。来シーズンからは辻発彦さんが監督に就任、そして、背番号3をつけ新たな心意気でチームの柱となった主将・浅村栄斗選手。
強いライオンズ復活となるか、期待が高まります。

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