産経大阪杯 (G2)が今年から大阪杯 (G1)へ格上げ
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春のGIを占う上でとても重要なレース。GIIにもかかわらず、豪華メンバーが揃うことからスーパーGIIとまで言われていた産経大阪杯。今年から大阪杯となりGIレースへと格上げ。そうなると、例年以上のメンバーが揃うことが予想されまづ。
スーパーGIIからGIへ
出走予定馬
昨年までの産経大阪杯GIIは、今年から大阪杯と名を改め、GIIからGIに格上げとなりました。
ここまでも、天皇賞・春、安田記念、宝塚記念など、春のGIを目指す馬たちが集う芝2000メートルの産経大阪杯で、GIIながら豪華なメンバーが揃うことからスーパーGIIと言われることもありました。
また海外GIのドバイに流れていた有力馬たちも国内に留まり、新たにGIレースとなる大阪杯に出走されることが期待されるため、昨年以上に予想が困難になりそうです。
会場は今年も阪神競馬場。阪神競馬場の内回りは荒れる展開が多く、予想オッズ通りの着順とはいかないのも有名な話で、現に昨年も2・5・4番人気が連帯で入ったレースでした。
毎年、大阪杯→天皇賞・春→宝塚記念が重賞レース馬たちにとっての春のローテーション。同レース昨年2着のキタサンブラックもドバイ回避で今年も大阪杯スタート表明したようです。
まだこの時期なのでハッキリとしたメンバーはわかりませんが、ここで出走が予想される馬を紹介します。
キタサンブラック
サトノダイヤモンド
マカヒキ
ステファノス
ゼーヴィント
注目は、キタサンブラック、サトノダイヤモンド、マカヒキの激突。
サトノダイヤモンドは、春は海外を避け国内で調整と断言しているだけに天皇賞・春前にこのレースから始動が濃厚予想。マカヒキは2月12日の京都記念から始動で、その後、4月の大阪杯のローテーションが濃厚予想。
先行を走るキタサンブラックに加え、4歳馬世代の代名詞的存在のサトノダイヤモンドとマカヒキで繰り広げられる激突は見応えがあるのは間違いなしででょう。
そこに割って入る可能性を秘めている出走予定馬を紹介します。
アンビシャス
昨年の覇者・アンビシャス。牡馬5歳。
ディープインパクト産駒で、先行から追込みを得意とする脚質。
昨年の同レースでも、先頭を走る昨年のJRA賞馬キタサンブラックをゴール手前で捕らえて、堂々の1着ゴール。思わぬ先行レース策でキタサンブラックに競り勝ったレースでした。
昨年の天皇賞・秋は先行でレースを進めたものの、モーリス、リアルスティール、ステファノスが連帯を作り、1馬身差以上の大差で敗北。その後、早々と休養に入り、このレースに標準を合わせているだけに人気も集中する可能性は大です。今年は2月26日の中山記念から始動予定。ライバルは昨年の安田記念馬ロゴタイプか。おそらく逃げに走るであろうロゴタイプを、昨年の大阪杯でも見せた先行策でピッタリマークし、最後に差す予想も十分に考えられます。
未だGIタイトルのないアンビシャスにとって、おそらく今年が最後の年。得意の大阪杯 阪神競馬場芝2000メートル内回りで悲願達成なるかといったところです。
ミッキーロケット
牡馬4歳。
今年はサトノダイヤモンドを筆頭に4歳馬が熱い。早速、今年の1月17日の日経新春杯で勝ち星を挙げ、早々と4歳馬世代の一頭としてその存在感をアピールしたミッキーロケット。
ここまで重賞レースにおける勝利がないのが不思議なくらい強い馬と思います。
ここまでの成績は12戦4勝。内9戦は2着以内。脚質は先行から追込みまでこなせる器用さはありますが、先日の日経新春杯でも見せたように、どちらかといえば先行4、5番手くらいでレースを展開するのが良いタイプでしょう。
昨年の神戸新聞杯でのサトノダイヤモンドとの一騎打ちはとても見応えがあり、最後の直線も有馬記念でキタサンブラック、ゴールドアクターといった古馬を差したサトノダイヤモンドの脚に負けず劣らず、最後はハナ差で敗れはしたものの、グンっと突き抜ける速さと瞬発力を兼ね備えた一頭と思えます。
今回、大阪杯に出走となれば、割って入るだけの実力があるので、あとは枠順次第で人気上位となるでしょう。
ヤマカツエース
牡馬5歳。
2000メートルに標準を合わせて調整するのであれば、ヤマカツエースこそがキタサンブラック、サトノダイヤモンド、マカヒキに割って入るダークホースでしょう。昨年の有馬記念でも3着のゴールドアクターとの差は1馬身と離されての4着フィニッシュでしたが、ヤマカツエースにとって2500メートルは少し距離が長い。それでも強馬ひしめく有馬記念で4着とまとめてきているだけに、ポテンシャルは十分に備えていると思います。
脚質は先行から追込みですが、強さを見せるレースの展開からいって、中段から追い込むタイプの方が理想のレース展開かもしれません。大阪杯では、おそらくキタサンブラックをマークするために、サトノダイヤモンドも3コーナー辺りからスルスルと上がりマークし始めると思われるので、同じリズムで食いついていけば、あわよくば瞬発力勝負でもしかするかもしれません。今年は3月11日の金鯱賞から始動。大阪杯の前哨戦として用意された今年の日程で、優勝馬には大阪杯への優先出走権が付与される大事なレース。そこには同世代のシュヴァルグランも出走予定。2000メートルを超えるレースでは分が悪いが、2000メートルであれば、おそらくシュヴァルグランを圧倒する速さは持っているでしょう。
今回、大阪杯に出走となった場合、サトノダイヤモンドもしくはマカヒキと同じ枠順でくれば、一気に人気上位へと押しあがる可能性はあります。
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