今年の最終候補校はこの9校だ!

今回の21世紀枠最終候補に残っている9校は以下の高校となっています。

北海道地区 富良野
東北地区 不来方(岩手)
関東地区 石橋(栃木)
北信越地区 富山東(富山)
東海地区 多治見(岐阜)
近畿地区 洛星(京都)
中国地区 倉吉東(鳥取)
四国地区 中村(高知)
九州地区 高千穂(宮崎)

この中から3校が選抜出場となります。
今回はどこも選ばれる要素が高いが、落選の懸念要素もあったりと選出予想が難しいメンツとなってます。
その中でも筆者が特に注目する高校を紹介していきたいと思います。

二十四の瞳の旋風を再び!中村高校

かつて部員12名で選抜準優勝を果たし、「二十四の瞳」と呼ばれ、旋風を巻き起こしたオールド野球ファンにはお馴染みの高校。
秋季大会ではかつての「二十四の瞳」を彷彿させる部員16名で戦い、強豪明徳義塾を破り、見事高知大会優勝を果たしました。
四国大会は初戦で英明(香川)に敗れるものの、延長戦まで行って僅差の戦いぶりでした。
かつて出場した事があるという点が懸念材料と言われてますが、これまで選出された向陽や桐蔭(共に和歌山)のように、かつて優勝経験のある古豪も選出されてる例もあるので、問題ないかと思われます。
最終候補校の中では選出最有力校です。

超進学校が部員10名で甲子園へ 洛星高校

昨年の東大合格11名、京大合格56名を誇る京都屈指の進学校が部員僅か10名ながら京都府大会ベスト8入りし、見事最終候補に残りました。
進学校&少人数という点では申し分ない最高の選出ポイントですが、実績面が府大会ベスト8という点が他の候補校に比べて弱いとこがどう響くかがポイントとなります。

部員10名で大躍進!不来方(こずかた)高校

こちらも僅か部員10名で岩手県大会準優勝。
東北大会では初戦で敗れるも、強豪・八戸学院光星に0-2と善戦。
甲子園に出ても恥ずかしくない戦いぶりを見せられです。
しかし落選の不安要素と言えば、昨年も21世紀枠で同じ岩手県から釜石高校が選出されている点があります。

まだまだ候補がたくさん混戦極める21世紀枠選出

その他にも、進学校ながら県大会準優勝を果たした石橋、富山東。岐阜県大会優勝の多治見も有力候補です。

石橋は関東大会でも、今大会準優勝の東海大市原望洋に善戦している点は大きいですが、同じ栃木県の作新学院も選出濃厚な点、富山東は北信越大会でも1勝しているものの、富山県大会決勝と北信越大会準々決勝で大敗している点が懸念要素となってます。

多治見は他の候補校に比べ、特色は薄い点が気になるが、岐阜県大会優勝と、東海大会でも初戦で1点差ゲームを演じた点と実力面では安定感は高い。

このようにどの高校も選ばれてもおかしくないほど、今回は選出予想が難しいのです。
果たして9校の中からどの高校が選ばれるか注目です!

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