スポーツにおいて重宝される『左利き』
出典: エナジークエスト
世界における左利きの割合はおよそ10%。日本でもおよそ11%ということで世界と比べても差はありません。なぜ、左利きが重宝されるのか、メリットとデメリットを私なりに考えてみました。そんな私は右利きです。
野球では
最初に述べたように、日本でも世界でも人口の10%しかいない左利き。私は学生時代ずっと野球をやっていたのですが、小さいころから左利きの子がチームにいるとピッチャーやらファーストやらのポジションを与えられていました。ピッチャーでは、球の出所が普段と違うので打ちづらかったり、1塁牽制が見やすかったりと右利きの私からするとうらやましく思います。また、ファーストというポジションも左利きの子が多く、1塁牽制のタッチがしやすかったり、2塁での併殺を狙う際に投げやすかったりします。そしてなによりバッターとしては圧倒的に有利です。1塁までの距離が近いので、内野ゴロでもヒットになる確率があがります。
サッカーでは
私はサッカーを見るのが大好きで、よくスタジアムでもサッカーを見るのですが、チームとして同じ方向に攻めるサッカーは、やはり左サイドには左利きの選手を置く事が多いです。逆サイドからカットインして利き足でシュートというのも好きですが、なかなか少ないです。サッカーでの、これはあくまでイメージですが、左利きの選手よりも右利きの選手の方が両足バランスよく蹴れる選手が多いように感じます。それは幼いころから、左利きの選手は左サイドを持ち場としてプレーすることがおおいのに対して、右利きの選手はチームに左利きがいなければ、誰かが左サイドをこなさないといけません。人口比率で考えてもフィールドプレイヤー10人全員が左利きのチームはまずないでしょう。そういった事情から右利きの選手は左も蹴れるようにしないといけない。逆に左利きの選手はそれを重宝され、それを長所として伸ばされる。そういったことが言えるのではないでしょうか?
一躍注目の的に
再び野球の話題です。左利きが優位なポジションがあればその逆で、不利なポジションもあります。世間ではファースト以外の内野手とキャッチャーが不利だと言われます。特にキャッチャーは盗塁を刺そうと2塁に投げる際、相手は右バッターが多く、投げづらい。またホームでのタッチプレイの際、タッチがしづらいなどがあります。そんな野球の常識を覆すチームが2000年の夏、甲子園を沸かせます。沖縄県代表那覇高校です。この高校のキャッチャーとサードのレギュラーが左利きです。本人たちからすればふつうにこなしているのでしょうが、世間では注目の的です。高校野球ファンの脳裏にはしっかりやきついているのではないでしょうか?夏の甲子園で1勝とそこまで勝ち進んだわけではないですが、私は印象に残っています。
生かすも殺すも本人次第
右利きの私からすれば左利きにあこがれはあります。しかし、それを活かすのも無駄にするのも結局は本人の努力次第なのですね。私の大好きなサッカーの小野伸二選手は左右どちらの足でも同じモーションで蹴っている様に見えます。野球でもけがなどで利き手と反対の手で投げること余儀なくされ、それでもエースの座をつかむ選手もいます。もし将来、皆さんのお子さんやお孫さんがスポーツをしたいと言ったら両手両足が器用に使えるように指導するといいかもしれませんね。
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