平和=日本

世界には国連加盟国193カ国と、それ以外の3カ国、また国際的に未承認となっている数カ国が存在しているそうです。
その未承認となっている国の中には、ノンフィクション戦争映画、ジョシュ・ハートネットやユアン・マクレガー主演の「ブラックホークダウン」の(悲惨なゲリラ戦の史実に基づいた作品)舞台となった、無政府状態化となり国が分裂しているソマリア情勢に関わる独立国家も含まれているそうです。
このように、世界各地で未だに内戦や紛争が繰り広げられている国や地域もこの地球上にあるのだという事です。
何気なく普段通りの生活をしていれば、それを気付かせない・忘れさせてくれる、何処か他人事のように扱っているのが日本人かなと。それが良いのか悪いのか?というのは各々感じ方は異なると思いますが、ふと、日本を見つめ直す時間も、今の日本人には必要なのではないかと思います。

いつまでも平和が続くのか・・・

先にも挙げた戦争という観点では、日本人は日本国憲法第9条に守られているので、我々一般人は戦争で出兵をする義務はなく、また自衛隊も今現在の活動としては、同盟国が関わる戦争において後方支援をするといった具合で、積極的に戦争に参戦するのではなく、あくまで物資供給などの「支援する」体を保っているようです。
しかし近年、それに対して同盟各国や、その他脅かす存在から圧力が加わりつつあるため、政府は非常に曖昧な態度を示し続けているのが現状で実情となってきています。

若者の叫び

半年ほど前の新聞の投書になります。
内容はというと、勝手にゆとり世代にさせられ、リーマンショックにより世界は震撼させられ、東日本大震災に見合われ、若者たちの生活も保障されていないのに子供を産み育てろと言われ、少子高齢化となった今、増え続ける高齢者を支えながら生きていかなくてはならない。
私たちは「捨て駒」としてこの世に産まれてきたのか・・・という投書です。
年齢はまだ22歳と、これから大いに夢見る世代の嘆きとも言えるこの内容に、正直、私も一読者として、一大人として深く傷付いた投書でした。
「愛することも憚れるこの国をまもるために、命を差し出せというのだろうか。」・・・
この一文が不満と不安の全てを物語っていました。

最低限の使命

しかしながら、現状で我々が何かの脅威によって、今の生活を余儀なくさせられる事など、余程のことがない限り何もないのが日本です。
戦争という戦争は、第二次世界大戦の大敗後、今日まではなく、また、内戦においても幕末、明治維新後以降、今日まで勃発していないのも事実です。
一言で日本は良い国と言えるのは、国民性でもあるモラルのレベルが高く、「世界で安全な国は?」のアンケートでも、常に上位に位置しています。
治安の良さ、交通の便や清潔感、世界の経済リーダー、世界に誇る遺産や遺跡など、この国をどうこうできる力のない個々の使命は、これらの良き文化を継承することと、次世代に絶望を与えず、日々安心して平和に暮らしていける今という時間を、バトンタッチするその日まで守り続けなくてはならない、そう感じている今日この頃です。
皆さんは如何お考えでしょうか?

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