スクワットの効果

冷え性防止や老化防止にも良いスクワット。
人体の筋肉の7割が集まる下半身を重点的に鍛えることができ、お尻周りやもも周りの引き締めに最適です。
また、バランスを保ちながら動作を行いますので姿勢を維持するために、腹筋や背筋への刺激も与えられます。

そして、スクワットはダイエットだけでなく、健康促進の面からも注目されています。毎日続けることにより、血行が促進されて冷え症などにも効果的と言われており、さらに、新陳代謝が良くなるため、老化防止の手段としても有効だと考えられます。

正しいスクワットの方法

スクワットは様々な効用をもたらしてくれる素晴らしいトレーニングですが、本当の効果を得ようと思えば、正しいやり方を学ぶことが大切です。

まず、両足は肩幅に広げ、つま先は軽く外へ向け、背筋をまっすぐ伸ばし、お腹に力を入れて立ちます。
この状態をスタートポジションとし、その位置から、後ろの椅子に腰かけるように上半身を下していきます。
この時、背中が丸まりやすくなるので、目線は下げすぎないようにします。

動作に慣れるまでは、まずは一往復に6秒から8秒ほどかけて行えると、反動を利用せず、関節への負担を減らし、さらにターゲットとなる筋肉へしっかりと負荷を与えることができます。

呼吸は膝を曲げながら吸って、立ち上がる時にゆっくりと吐き出してください。
呼吸をする際、人は息を吸う時より吐きだす時の方が大きな力を出すことができます。

したがって、より大きな力を要する立ち上がりの動作に合わせて息を吐くのです。
ただし、動作に慣れないうちは自然呼吸で結構です。呼吸を止めないように注意しましょう。

スクワットの注意点

とにかく正しいフォームと無理のない負荷で行うことがとても重要です。
ダイエットや健康促進に効果的なスクワットですが、正しいやり方で行わないと逆に、体を傷めてしまう危険もあります。

最大の注意点は、間違ったトレーニングフォームと、フォームの崩れてしまうほどの自身に合っていない負荷です。

スクワットは予想以上に腰や膝に負担をかける運動なので、フォームが定まらないうちは自重で行うようにしましょう。
スクワットの効果は、どれだけ正しい方法でやるか、自分に合った負荷によって決まってくるのです。

姿勢を崩しながら行っても効果がない上に、体も傷めてしまいますのでこれではなんのために行っているのか分からなくなってしまいます。

特に、腰を反らしながら行うと腰痛の原因になりますし、また、上半身を下したときにつま先より膝が前に出ないように注意しましょう。
つま先が膝より前に出ることで膝への負担が大きくなってしまいます。

初心者であれば、1セット15回を毎日3セットほど行い、慣れてきたら負荷を用いて、10回できついなと感じる程度の負荷でトレーニングしましょう。

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