発祥の地

ハーリングとは、杓文字のようなスティックとボールを使ってゴールを目指す屋外スポーツ。サッカー・ラグビー・ホッケーの要素を合わせたようなスポーツでまさに「総合球技」とも表現できるそうです。
ハーリングの歴史はかなり古く紀元前14世紀頃にアイルランドで発祥したと言われています。そこから長い時間をかけてアイルランド国内においては、不動の人気を誇る国民的スポーツにまで普及しましたがアイルランド以外では、なかなか普及が拡大していないそうです。

必要な道具

①スティック
ボールを保持したり、シュートを打つことができます。
全長は97cm以下と規定されています。ちなみに、テニスラケットで全長が約69cmですので約1.5倍ほど長いイメージですね。

②ボール
ハーリング専用のボールは、スリオタール(Sliotar)と呼ばれています。テニスボールよりも僅かに大きいサイズで硬式野球で使われるボールのように、革で覆われておりかなり硬いです。

③フィールドとゴール
使用されるフィールドはゲーリックフットボールと同じでラグビーやサッカーと比べて縦に長く、広いイメージです。サッカーでのゴールと同様の物ですが、ゴール上部にラグビーで使用されるようなH型のクロスバーが設置されています。

ルール

①チーム構成
1チーム15名で、・ゴールキーパー×1名・ディフェンダー×6名・ミッドフィルダー×2名・フォワード×6名
試合は、前半35分・後半35分の計70分で構成されます。

②得点について
ゴール部分に入った場合は3点
H型バーの上を通過した場合は1点を獲得することができます。なお、ゴール部分にはゴールキーパーが立ちはだかります。

③ボールを持っての移動
4歩もしくは4秒間のいずれか短い方であれば、しかし、スティックの上にボールを保持した状態であれば特に制限なく移動ができます。

ハーリングでは地面に転がったボールはスティックを使って、上手にすくい上げることが必須ですが、スティックを使用しての打撃は禁じられています。日本国内でも公式試合は発祥国である、アイルランド国内のリーグ戦がかなり盛り上がっているようです。

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