プロ野球最多連勝と最多連敗は
NPB歴代最長は1954年の南海(現ソフトバンク)と1960年の大毎(現ロッテ)が記録した18連勝です。
毎年プロ野球には連勝や連敗がつきものですね。
しかし、連勝や連敗はいずれ止まるものですが、プロ野球界で最も続いた連勝や連敗はどのくらい続いたのでしょうか?
今回はそんな最多連勝記録と最多連敗記録を少しですが紹介したいと思います。
最多連勝記録
NPB歴代最長は1954年の南海(現ソフトバンク)と1960年の大毎(現ロッテ)が記録した18連勝です。
1954年、名将・鶴岡一人監督率いる南海ホークスは、岡本伊三美や木塚忠助、飯田徳治らが主力を形成。前年までリーグ3連覇しており、同年も好調でした。
7月終了時点では3位だったものの、8月22日の東映戦から破竹の快進撃。9月21日の西鉄戦まで引き分けなしの18連勝を記録し、首位に浮上しました。
その後、西鉄に逆転を許し、91勝(49敗、勝率.650)を挙げながら、90勝(47敗3分け、勝率.657)の西鉄にペナントを明け渡したが、引き分けなしの18連勝は現在もNPB記録となっています。
1960年には西本幸雄監督が指揮を執る毎日大映オリオンズがタイ記録を作ります。
最年少で2000安打を達成した榎本喜八や通算396本塁打の山内和弘、前年に阪神から移籍した田宮謙次郎らを擁した「ミサイル打線」の猛打で4月から首位を快走。6月7日の阪急戦から同29日の近鉄戦まで1引き分けを挟んで18連勝を記録しました。
最終的には82勝48敗3分けでリーグ制覇。日本シリーズは三原脩監督率いる大洋に4連敗したが、18連勝は燦然と輝いています。
最多連敗記録
最大連敗は千葉ロッテマリーンズが1998年に記録した18。黒木知宏が16連敗で止まるかという試合の9回裏2死から同点2ランを打たれた。しかし、この連敗は途中に引き分けを挟んでおり、純粋な連敗の日本記録は、東京ヤクルトスワローズがヤクルトアトムズ時代の1970年に記録した16連敗となる。
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