未だにスポーツ界に蔓延る体罰問題。
なぜ指導者は手を出してしまうのか。手を出す・出されて上手くなれるわけでもなければ、勝てるわけでもないのに、なぜ手がでるのか。
この問題解決なるかもわからない、アンガーマネージメントを説明していきます。

アンガーマネジメントとはなにか

あなたは思い通りにならなくてイライラ・ムカムカしたり、一時的にカッとして物や人にあたってしまったり、怒りによる行動で、人を傷つけることをする。
そんな経験ありませんか?
相手も傷つけ、自分も気持ちが損する。怒りは、自分のメンタルヘルスと密接に関わりがありますので、健康にもよくありませんので、全くいい事がありません。
しかし、怒りをコントロールすることができれば、良好な対人関係を築くことが可能です。

そこで今話題となっているのが、アンガーマネジメントです。
アンガーマネジメントとは、怒りを管理することを言います。
アンガー(イライラ、怒りの感情)をマネジメント(上手に付き合う)することで、怒りのエネルギーをもっとボジティブに使おうという事です。

アンガーマネージメントのポイント

アンガーマネジメントは自分で意識するだけでも成果があります。
その方法は以下の通りです。

【イライラを点数化する】
自分のイライラ、怒りに10段階評価で点数をつけてみると、本当に自分が何に対して強く怒っているかがわかります。また、本当は怒る必要もないことに怒っているかということがわかり、点数の低いイライラ、怒りにいちいち振り回されずにすむようになります

【イライラに優先順位をつける】
イライラにどれくらいのエネルギーと労力を配分するかの優先順位をつけると、優先順の高いものには立ち向かい、優先順位の低いものは無視し、気持ちを鎮めることができます。

【呼吸を大きくゆっくりにする 】
イライラすると、危険対処のため、頭に血がのぼり、緊張状態になります。
鼻から息を大きく吸い、頭の中で4秒数え、今度は口から大きく吐き、4秒数え
呼吸を大きくゆっくりすることで、身体の緊張をほぐすことができます。

【白黒つけない 】
無理やり白黒つけると、考え方にゆがみがでてくるものです。
世の中の多くのことは白黒がつかないものとして、現実をそのまま受け入れ、現実を事実として受け取ると気持ちが楽になるものです。

【80点で満足する 】
完全主義をやめてみましょう!完全主義はマイナス点ばかり気になり、現状に満足できません。何が足りないかに目を向けるのではなく、今何ができているのかに目を向けてみましょう。

【何でも褒めてみる 】
イライラする対象をけなさず、逆に褒めてみましょう。徹底して褒める。そうすると怒りも出にくくなります。

【過去と未来を考えない 】
過去を思い出していつまでもイライラしたり、次会った時にこう言ってやろうと報復を考えたりしないようにしましょう。今、この場所に集中する事が大事です。

【他の人と比較しない 】
比較することで、自分のイライラを誰かのせいにしているため解消できます。
イライラの責任が自分にあることを認め、自分で鎮めることができます。

いかがでしたでしょうか?
これができる事が素晴らしい事なのです。
これを積み重ねてあなたも怒りのコントロールをしてみましょう

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