サッカー欧州チャンピオンズリーグの決勝の地が変更

UEFA(欧州サッカー連盟)は、5月28日に予定されている欧州チャンピオンズリーグの決勝戦の開催地を、ロシアのサンクトペテルブルクからフランスのパリ近郊サンドニにある、スタッド・ド・フランスに変更すると発表されました。

もちろんこれは、ロシアのウクライナ進行の影響ですね。UEFAは、ロシア、ウクライナ両国の代表チームとクラブチームが中立地などで試合をすることも決めています。そして、この影響はサッカーだけでなく、各スポーツ界にも出てきています。

各スポーツ界での影響

まずはスキー。国際スキー連盟(FIS)は、「全ての参加者の安全と、W杯の品位を保つため」という理由で、ロシアで予定されていた今季残りのワールドカップ(W杯)各種目の計6大会を中止、もしくは開催地を変更する措置を講ずると発表しました。

開催されなくなったのはフリースタイルスキーのスキークロスとエアリアル2大会、ノルディックスキーのジャンプ女子2大会、ノルディックスキー距離の計6大会です。

先日の2月25日にはサニーバレーでスキークロスW杯予選が行われていましたが、日本を含む各国が参加を見合わせ、出場したのは男女ともロシア選手のみとなっていて、FISは公正性の観点から中止を発表していました。 

続いて、モータースポーツのF1。国際自動車連盟(FIA)及びF1は、今シーズンのロシアGPについて、開催不可の結論に至ったと公表。

今季、ロシアGPは第17戦にセットされ、9月23日~25日に行われる予定となっていた。ロシアGP開催断念により『F1』は、異なる地でのレース代替開催を模索している模様。

また北京で行われる冬季パラリンピックでは、個人資格で参加するロシア・パラリンピック委員会の選手の一部は北京入りしている一方、ウクライナ選手の参加は不透明な情勢と言われています。

サッカー界で広がる反戦運動

サッカーの欧州リーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフ第2戦が各地で行われる中、アタランタ(イタリア)がオリンピアコス(ギリシャ)での一戦にて、ウクライナ代表MFルスラン・マリノフスキー選手がゴール後に反戦メッセージを掲げましたが、主審がイエローカードを出さなかったことでネット上で話題になりました。

本来であれば試合中の政治的なメッセージはイエローカードですが、この主審の対応については称賛の声があがっています。またUEFAでは「ウクライナで進行中のロシアの軍事侵略を強く非難します」と公式声明を発表し、別会場のナポリ(イタリア)とバルセロナ(スペイン)の一戦でも試合前に両イレブンが集まり「戦争を止めよう」というメッセージを掲げるなど、欧州サッカー界での“反戦運動”が広がりを見せています。

少しでも早く、世界のすべての人たちにスポーツを楽しめる日常が戻ってきてくれることを願うばかりです。

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