節目の第100回目を迎えた全国高校サッカー選手権大会が開催されています。12月28日の開会式が行われ、決勝は1月10日、8大会ぶりに聖地・国立競技場で全国の頂点を決める一戦が行なわれます。

全国高校サッカー選手権大会は、高校男子サッカー部の頂点を決めるサッカーの大会で、各都道府県代表48校（東京都は2校）による、トーナメント戦で行われます。

全国高等学校体育連盟の区分では、全国高等学校選抜大会に含まれているて、国高等学校総合体育大会サッカー競技大会、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグと並ぶ高校サッカー3大全国大会のひとつです。

ところで、1回戦でのあるセットプレーが話題になっているようですね。

ニッパツ三ツ沢球技場で12月29日に行われた高川学園（山口）と星稜（石川）一戦。前半8分、高川学園が右サイド深くでＦＫのチャンスを得ると、キッカーがボールの前に立つと、中央の選手たちが繰り出した“グルグル円陣”と話題になりました。

5人が手をつないで何度も回転すると、キックされた瞬間にドッと散らばって各々がゴールを目ざし、そのうちの一人がフリーでヘディング弾を叩き込みました。このトリックプレーに会場は盛り上がりましたが、このゴール動画が世界中に拡散され、話題になっています。

試合は、このトリックプレーを決めた高川学園が４-２で勝利。大晦日に行われる2回戦も注目を浴びそうですね。