この選手も引退か。とシーズンが終わると華やかしい優勝チームの陰で、
引退を決断する選手もいますね。
今回は中日一筋の選手が引退します。

藤井淳志#4

球団のお膝元・愛知県豊橋市生まれ。地元の県立豊橋東高から、筑波大、NTT西日本をへて2006年に大学生・社会人ドラフト3巡目で入団しました。走・攻・守の三拍子そろった即戦力の評価通りで「2番・中堅」で開幕スタメンをゲット。ルーキーの開幕スタメンは1999年の福留孝介以来7年ぶりでした。

 竜党の記憶に絶大なインパクトを残したのは地元・豊橋市民球場での2年連続本塁打。14年8月5日の広島戦、自身初のサヨナラ弾をマーク。両手を広げてダイヤモンドを一周しました。スタンドの大歓声を受けながら、チームメートにもみくちゃにされました。翌15年はバージョンアップ。34歳の誕生日となった5月20日の同じく広島戦で逆転3点弾を放ちました

通算634安打、45本塁打、273打点、打率2割6分2厘。ダイナミックなプレースタイルの背番号4が現役生活に幕を下ろしました。

出典:YouTube

山井大介#29

神戸弘陵高、奈良産大、河合楽器を経て、2001年のドラフト6巡目で中日に入団。ルーキーイヤーから1軍で31試合に登板すると、6勝をマークしました。2年目以降は度重なる怪我に苦しめられたものの、2007年にはシーズン後半に白星を積み重ねて、リーグ優勝に貢献。その年の日本シリーズ第5戦では“継投による完全試合”で53年ぶりの日本一に導きました。

プロ20年目で現役最年長投手だった今季は、ここまで1軍登板なし。ファームでは19試合に登板して7勝5敗、防御率3.94の成績を残したものの、現役のユニホームを脱ぐ決断をしました。通算62勝70敗20セーブ32ホールドで、この日は336試合目の登板。黄金期を支えた43歳右腕にとっては、万感のラスト登板でした。

出典:YouTube

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