江夏豊選手の9連続奪三振

当時、阪神タイガースに所属していた江夏豊選手。
1971年7月17日に行われたオールスターゲームで、前人未到の9連続奪三振を達成。オールスターゲームが行われてから初の快挙で、未だ肩を並べる選手は現れていない驚異的な記録です。
このオールスター戦の前、取材に対し、「9人全員から三振取ってやる」と取材に答え、有言実行。
ちなみに、この試合で、江夏豊選手を含め、5名の選手が続投し、オールスター戦で初のノーヒットノーランも達成しています。

古田敦也選手サイクルヒット達成

1992年のオールスターゲームで、ヤクルトスワローズに所属していた古田敦也選手がオールスターゲームで初のサイクルヒットを達成。
初回に三塁打を放ち、2打席目の3回にヒット。3打席目の5回にホームラン、4打席目の9回に二塁打を放ち達成。文句なしのMVPに輝きました。
このオールスターゲームでのサイクルヒットは後にも先にも古田敦也選手のみが達成している偉大な記録です。

投手・イチロー選手

1996年のオールスターゲームでの試合で、外野手登録のイチロー選手が、投手として登板。打者は当時、ジャイアンツの不動の4番松井秀喜選手でしたが、セントラル側は松井秀喜選手に代打を送り、投手の高津選手がバッターボックスに。結果はショートゴロでイチロー選手の勝利。
この出来事は、球界に波紋を広げました。
また、イチロー選手は、メジャーリーグでもマウンドに立った経験があり、その時は1回を投げ、2安打1失点。試合後、インタビューで、「もう投手の悪口を言わない」と答えた。

松井稼頭央選手オールスターゲームで1試合4盗塁

1997年に行われたオールスターゲームの試合で、当時、オールスター初出場の西武ライオンズの松井稼頭央選手が、オールスターゲーム新記録となる1試合4盗塁の離れ業を記録。その試合、5打数3安打と、バッティングでも光っていましたが、注目すべきは盗塁。当時のセントラルのキャッチャーは12球団でNo,1の盗塁阻止率を誇っていたヤクルトスワローズの古田敦也選手。その選手から2盗2回、3盗2回の計4盗塁を達成。試合前、松井稼頭央選手は「古田さんにどこまで通用するか試したかった」と話しており、試合後、古田敦也選手は、「参った、投げるのを辞めようかと思ったくらい完全にやられた」と話しており、完全に松井稼頭央の足が勝った戦いでした。この試合で松井稼頭央選手はMVPを獲得しています。

新庄剛志選手のホームスチール

2004年に行われたオールスターゲームの試合で、当時、日本ハムファイターズの新庄剛志選手が、ホームスチールを仕掛け、成功。
捕手の矢野選手から、投手の福原選手へボールを返球する際、3塁ランナーの新庄選手が、ホームスチールを決行、判定はセーフ。ホームベース周辺を両手でバタバタして喜ぶ姿がとても印象的でした。当時から、記録ではなく、記録に残る活躍を見せていた新庄選手。オールスターゲームでもファンを喜ばせるパフォーマンスを見せてくれたことは、今でも語り継がれています。

今年はどんなドラマが!

今年も、7月15日、16日にオールスターゲームが開催されます。
今年は一体、どんな素晴らしいプレイ、記憶に残るプレイが見られるでしょうか。
オールスターゲームが楽しみです。

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