はじめに

2021年東京オリンピックではスケートボードで若い選手が金メダルを獲得しましたね。
2022年の冬季の北京オリンピックではスノーボードでもメダルが期待できそうですね。
スケートボードでも種目もよくわからなかったりもするので、
今回は北京オリンピックまでに、スノーボードを理解しておきましょう。
オリンピックでのスノーボード競技について紹介いたします。

スノーボード

1998年長野大会から、スノーボードの冬季オリンピック競技としての歴史がスタートしました。もともとプロツアーやコンテストが世界のスノーボードシーンでは主流となっていますが、同時にFIS(国際スキー連盟)におけるスノーボード競技も基盤整備が進められ、カテゴリーとして大きな規模と注目度を誇るまでになっています。2018年平昌大会ではビッグエアが新種目として採用されました。

種目

【スロープスタイル】
 700m前後の斜面に連続的に設置されたジャンプ台やレール、ボックスなどのジブアイテムを使用し、トリックを組み合わせて演技を行います。ジャッジは全体の印象、ジャンプの高さやトリックの難度、完成度などを総合的に評価して採点。前半のジブセクションにおけるコース選択も注目ですが、一番の見どころは後半に設置されるジャンプセクション。ここで高難度のトリックを決められるかが勝負の分かれ目となります。

【ハーフパイプ】
 パイプを半分にカットしたような斜面を滑りながら、左右の壁を利用してトリックを行います。ジャンプの高さと繰り出す技の難易度や完成度で競い合う種目です。華麗なエアトリックの連発が一番の見どころで、回転数の多いトリックや、斜め回転を連続で行う3Dトリックなど、選手によって特徴や戦略も異なります。

【スノーボードクロス】
 複数人で同時にスタートし、キッカーやウェーブ、バンクなどの障害物が設けられたコースで先着を競う種目です。ハイスピードで滑り降りながら、アイテムやジャンプをクリアしていくなかで、順位が次々と入れ替わるところが最大の魅力。接触や転倒などが多いことからも、雪上の格闘技などとも呼ばれています。

【ビッグエア】
 2018年平昌大会から採用された新種目で、巨大なキッカーでのエアトリックの高さや難易度、完成度を競います。シンプルながらダイナミックな競技性が最大の魅力。ジャンプの飛距離が大きいため、着地時の一瞬の緊張感も非常にスリリングです。スロープスタイルの有力選手はこの種目にも登場する選手が多いのも特徴です。

【パラレル・ジャイアントスラローム】
 スキーのアルペン競技のように、いかに斜面を速く滑り降りるかを競う種目です。決勝トーナメントでは、並行にセットされた赤青2コースを選手が同時に滑って対戦します。観る者にとってもわかりやすい、シンプルかつエキサイティングな1対1の勝負や駆け引きが、最大の見どころです。
 ワールドカップや世界選手権ではパラレル・スラロームも行われており、2014年ソチ大会では採用されていましたが、2018年平昌大会では実施されませんでした。

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