日本女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」

日本女子プロサッカーリーグ(は、日本の女子サッカープロリーグで、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)と、公益社団法人日本女子プロサッカーリーグが主催。リーグ名称は「WEリーグ」。「WE」は「Women Empowerment」の略です。

ビーズクッションのブランドYogiboを展開するウェブシャーク社とタイトルパートナー契約を結び、「Yogibo WEリーグ」の名称が用いられています。

2020シーズンになでしこリーグで優勝した「三菱重工浦和レッズレディース」や、なでしこリーグを5連覇し、通算17回の優勝経験を誇る「日テレ・東京ヴェルディベレーザ」など日本の女子サッカーを牽引してきたクラブをはじめ、「サンフレッチェ広島レジーナ」や「大宮アルディージャVENTUS」のように、WEリーグ発足に合わせて新たに女子チームが誕生したクラブなど、多種多様な11クラブが参加しています。

「なでしこリーグ」との違いは

女子サッカーは、これまで「なでしこリーグ」を開催していましたが、JFAは、これをさらに発展させ、“女子のプロサッカー選手によるチーム”主体のリーグを新たに設立することを構想されました。

初年度となる今年の参加チーム数は11チーム。リーグやクラブが安定するまでの数年間は降格を行わず、新規参入クラブを受け入れるのみのエキスパンション型(拡大型)を採用。スケジュールは9月開幕・5月閉幕の秋春制で、ホーム&アウェイ方式による全チーム総当り制となります。

なお、「なでしこリーグ」については、WEリーグ発足後も“アマチュアのトップリーグ”として存続します。

「WEリーグ」参入条件

WEリーグ参入に当たっては以下の要件が必要のようです。

・運営にあたる法人を構成する役職員の50%以上を女性とする。
・意思決定に関わる者のうち、少なくとも1人は女性とすること。(取締役以上が望ましい)
・プロA契約選手5名以上およびプロB・C契約選手10名以上と契約を締結すること。
・監督はJFA・S級(またはS級相当)、JFA・A-Proの指導者資格を有する者。もしくはS級資格取得講習会を受講中の者(ただし、女性に限る)。
・U-18、U-15、U-12チームを保有すること。(ただし、U-18チームの保有は入会より3年以内。U-12についてはスクールまたはクリニックで代替可)

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