目の疲れや乾き、それって「ドライアイ」かも?!
最近、目の乾きや異物感、目の痛み、目の疲れなど感じることありませんか?それってもしかしたら「ドライアイ」かも。
「ドライアイ」とは
「ドライアイ」とは、涙の分泌量が減ったり、涙の成分が変化したりすることによって、目の表面を潤す力が低下した状態の病気のことです。様々な要因が考えられますが、特に“長時間にわたる電子機器の使用”“乾燥した部屋で長時間過ごす”“コンタクトレンズの装着”“夜更かし”“加齢”などが挙げられます。
パソコンなどの電子機器、コンタクトレンズ、エアコンなどの使用により、涙が蒸発しやすく、不安定になり、目の表面の細胞を傷つけてしまうのです。
「ドライアイ」対策として
対策として、パソコンなどの電子機器の場合、画面を目より下に置いたり、長時間使用する際には休憩をとりながら意識的に瞬きをするようにしましょう。また、エアコンは風が直接当たらないようにし、加湿に心がけましょう。
コンタクトレンズを使用されている方は正しい使い方を守ることも大事です。目の乾きが気になる場合は目薬を使用したり、加湿器や保湿用メガネを使用するとよいです。
夜更かしや加齢は、十分な睡眠を確保し、規則正しい生活をしてバランスのとれた食事をするように心がけましょう。
「ドライアイ」対策に摂っておきたい栄養素
「ドライアイ」対策として、もしくは目の健康のために摂りたい栄養素は、“目のビタミン”と言われるビタミンAなどがあげられます。
目の健康を維持するためにはビタミンAをはじめ、ビタミンB1・B2・Cを摂取することが大切で、またポリフェノールの一種であるアントシアニンも話題ですよね。
ビタミンA
目の粘膜を潤す・網膜を健康に保つ・網膜で光を感じる細胞(ロドプシン)の材料となります。人参・ほうれん草・うなぎ・レバーなどに含まれています。
ビタミンB1・B2
視神経や筋肉の疲労を解消し、視力低下を防ぐ効果があるビタミンB類は、豚肉・玄米・ナッツ類・きのこ類・チーズなどに含まれています。
ビタミンC
水晶体の透明性を保ち、充血を防ぎ、目をリフレッシュさせるビタミンCは、レモン・ピーマン・ブロッコリー・じゃが芋などに含まれます。
アントシアニン
ブルーベリーに多く含まれているポリフェノールの一種として話題のアントシアニンは、ロドプシンの再合成を活性化させたり、網膜に栄養を運ぶ毛細血管の血行をよくする働きがあり、眼精疲労の回復に効果的です。ブルーベリーの他には、ぶどう・赤じそなどにも含まれています。
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