鞍馬の火祭

毎年10月22日は京都三大奇祭の一つ、迫力ある「鞍馬の火祭」が鞍馬・由岐神社と神社に続く鞍馬街道を中心に集落一帯で行われます。「サイレヤ、サイリョウ」の勇ましい声と共に、鞍馬の里が燃え上がる松明の炎で埋め尽くされていく、一度見たら来年も絶対!!と思わせる勇ましくも美しい火祭りです。圧巻の映像も交えながら、深夜まで続く火祭を、時間ごとに変わっていく祭りの見所と一緒にご紹介します。

平安時代中期、平将門の乱や大地震など、動乱や天変地異が相次ぎました。940(天慶3)年、世の中の平安を願って、朱雀天皇の詔で御所に祭っていた由岐明神を北方の鞍馬に遷宮することで、北の鎮めとしました。その際、松明、神道具などを携えた行列は、十町(約1キロ)に及んだとされています。この行列に感激した鞍馬の住民が由岐明神の霊験と儀式を後世に残そうと伝え、守ってきました。
松明が火の粉を撒きながら神社へと向かう光景は圧巻です。

2018年は30年ぶりに中止になったことも

京都・鞍馬(くらま)の由岐(ゆき)神社(京都市左京区)で1千年以上続くとされ、毎年10月22日に開かれる「鞍馬の火祭」が、台風21号の影響で中止されることになった。同神社などが25日、発表した。鞍馬地区は倒木や住宅損壊が相次ぎ、生活道も通行規制されていて復旧が遅れている。神社は今月24日に参拝を再開したばかり。
 火祭では、氏子が巨大なたいまつを担ぎ、夜空を焦がす。平安時代に都の北方を鎮めるため、御所に祭られていた由岐明神を鞍馬へ遷座したときの様子を伝えるとされる。京都三大奇祭の一つに数えられ、多くの見物客でにぎわっている。
 神社によると、中止は昭和天皇の病気による1988年以来、30年ぶり。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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