はじめに

みなさんはバトントワリングという言葉を知っていますでしょうか?
バトンと聞けば体操やチアダンスなどで、バトンを使った競技ですよね。
バトンを投げたり回したりと、バトンを使って表現したりします。
日本ではマイナーなバトントワリングかもしれませんが、今回紹介する事により、少しは興味を持ってくれるかもしれませんね。
少しですがバトントワリングについて紹介したいと思います。

バトントワリング

バトントワリングとは、金属製の棒(バトン)を手に持って回す(トワリング)だけではなく、首・肩・腕などの上を転がす(ロール)などバトン操作を行います。又バトンを高く投げ上げている(エーリアル)間に回転や様々なボディーワークを行い確実に片手でキャッチしそのまま演技を続けなければなりません。
バトントワリングは、スピーディなバトン操作に加え音楽に合わせて身体で表現する高度な技術を要する芸術性の高いスポーツです。

バトンの操作方法は、大きく分けて3種類に分類されます。
①エーリアル: バトンを空中に投げ上げること。
②ロール: 腕、首、肩など動態の一部でバトンを回すこと。
③コンタクトマテリアル: 体の近くでバトンを回すこと。
これらに様々なボディーワークを組み合わせる事で難易度の高い演技に発展します。又、スピードを加える事によりバトントワリングならではの流動感を演出します。

競技種目には、1本から3本のバトンを用いた個人種目からペア、6人から8人で構成されたチーム・フリースタイルや課題曲を使用しバトンテクニックや身体表現を総合したアーティスティック・グループなど多くの分野が含まれています。音楽に合わせたダンスに高度なバトンテクニックを調和させた芸術的表現は優雅で美しさがあります。競技大会では、数百種類もあるバトンテクニックと身体表現を総合した演技がいかに曲の中に表現されているかを競います。

起源は

バトントワリングのルーツは、所説ありますが、実際のところ不明です。ヨーロッパで大きな旗を回していたフラッグトワリングとも言われていますが最有力説は、東ヨーロッパやアジアでお祭りの際に銃や棒、ナイフ等を回しながら踊ったのが始まりとされています。
今日のバトントワリングの起源はアメリカの軍隊のマーチングにあります。パレードの時に先頭の指揮者(ドラムメジャー)がライフルを回し始めました。このライフルは後に「棒」に変えられましたが当時の棒は現在よりはるかに重くアンバランスでした。

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