春の山菜の一つ、ふきのとう。あの苦味がたまらないんですが、どんな効果があるんでしょうか?
雪解けすぐにちょこんと顔を出すフキノトウ。春の訪れを感じさせる植物であり、やや青っぽい香りや苦味などの風味も「春の味覚」として愛されています。
抗酸化作用
ふきのとうには、ビタミンEが多く含まれています。
ビタミンEには、強い抗酸化作用があるため、細胞の老化防止に作用し、アンチエイジングに効能があります。
また、血行を促進して冷え性を改善したり、血液中のLDLコレステロールを抑制したりするなど、その働きは実に多数。
その他にも、ホルモンバランスを整えて更年期障害や自律神経失調症を予防する効能もあります。
便通に
フキノトウは食物繊維総量が生100gあたり6.4gと、同グラムで比較した場合にはゴボウを上回るほど食物繊維を豊富に含む食材でもあります。6.4gの食物繊維のうち5.4gと大半を占める不溶性食物繊維は、消化管内で水分を吸って膨らむことで腸を刺激し、蠕動運動を促す作用があると考えられています。腸内の老廃物を絡め取って排泄させる働きも期待されています。
むくみ予防やデトックスに
フキノトウにはナトリウム排出促進作用を持つカリウムが生100gあたり740mg/茹で100gあたり440mgと非常に多く含まれています。茹で状態であっても同グラムのキュウリの2倍以上の含有量になりますから、カリウム補給源としてむくみ予防・改善に役立ってくれます。
加えてフキノトウの苦味成分である植物アルカロイドには、肝機能や腎機能の向上作用があるのではないかと考えられています。肝臓と腎臓は老廃物や毒素の無毒化・排出を担っている臓器であるため、活発に働くことで体内の老廃物や有害物物質の排出促進に繋がると考えられます。フキノトウは便秘改善・腸の老廃物排出をサポートしてくれる食物繊維も豊富ですから、相乗してデトックスサポートとしても効果が期待できるそうです。
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