今年のトレードデッドラインも例年同様、1週間前ぐらいから動き出し、デッドラインの日には多くのトレードが発生しました。
多くのトレードがありましたが、インパクトのあったチームのトレードをまとめていきます。

チームスタイルに完全マッチなトレードをしたバックス

今シーズンここまでの成績を残すなんて予想だにしなかったミルウォーキー・バックス。
シーズンMVP候補のアデトクンボの周りをシュートの上手い選手で固めるスタイルで戦っていますが、3チーム間トレードでチームスタイルに完全マッチな選手を獲得しました。

トレード内容
・バックス獲得
ニコラ・ミロティッチ

・ピストンズ獲得
ソン・メイカー

・ペリカンズ獲得
ジェイソン・スミス
スタンリー・ジョンソン
ドラフト2巡目指名権4つ
2019年ドラフト2巡目指名権(デンバー・ナゲッツの指名権)
2020年ドラフト2巡目指名権(バックスの指名権)
2020年ドラフト2巡目指名権(ワシントン・ウィザーズの指名権)
2021年ドラフト2巡目指名権(ワシントン・ウィザーズ指名権)

ペリカンズがエースのアンソニー・デイビスがトレード志願した時点で、デイビス以外の選手もトレード対象にして、再建に進むと思っていたので、スリーポイントが打てるビッグマン、ストレッチ4のミロティッチはトレード市場で人気になるんじゃないかなとは思ったいました。
ただ、バックスの獲得は頭になかったです。
チームが良い状態なだけに、選手を入れ替えるトレードはバックスはしないと思っていたので、ビックリでした。

しかも出した選手はチームの戦力に影響出ないような選手。
4つのドラフト指名権も全て2巡目。しかも3つは元々は他チームの指名権。
これでミロティッチが獲得出来るなら、そりゃとるでしょう!

オールスター後の日程が比較的緩めか

シーズン序盤は勢いかと思いましたが、完全に今シーズンは強いです。
オールスターブレイク後の試合は残り25試合。
ホーム13試合
ロード12試合
イースタン上位との対戦は、ボストンとホームで1試合・インディアナとホームで1試合・シクサーズとホーム・ロード各1試合の2試合。
4試合残しの3試合ホーム

ウェスタンで苦戦しそうなチームとの対戦は、レイカーズ2試合(ホーム1試合・ロード1試合)ロケっツとサンダーとはホームで1試合。
サンダーとの対戦は最終戦ですので、互いに順位確定しているなら、そう重要な試合ではなくなります。

さらにドアマットのシカゴ・サンズ・キャブス・ホークスとの対戦が6試合残っています。

オールスター後1試合した後に、8日間で5試合のロード遠征ありますが、全体的にみてこの日程は楽な日程かもしれません。
ロード5連戦を良い結果で乗り切れば、バックスがイースタンだけではなく、リーグ全体1位の成績で終える可能性もあるのではないでしょうか。

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