寒くて不満な場所は「浴室」「トイレ」「洗面所」

OMソーラー株式会社は、1987年より「快適と省エネが両立できる住まい」の実現ために、研究開発と製品化に取り組んでまいりました。近年、住宅やエアコンなどの省エネ化が進んできましたが、一方で、住宅内のヒートショックによる事故の発生など、家の寒さ対策には、まだ改善の余地があると考えられます。この視点から、全国の30代以上の男女500名を対象に暖房の実態についての調査を行ないました。

(図1)

(図1)

(図1)の満足度別に、「使用している暖房機器に対する不満」「家の中で暖かさに不満を感じる場所」「日々の暮らしの中で暖かさに不満と感じる時」「暖房機器を選ぶ上で重視すること」についての集計を行ないました。それぞれのグラフは、各質問項目において回答数が多かったものを抽出しています。

使用している暖房機器に対する不満/複数回答

使用している暖房機器に対する不満としては、【満足】【やや満足】のグループでは、「乾燥する」が最も多く、【やや不満】【不満】のグループでは、「暖房費」が最も多く、続いて「暖かくなるまで時間が掛かる」が多くなっています。

家の中で暖かさに不満を感じる場所/複数回答

家の中で暖かさに不満を感じる場所としては、【満足】では「不満がない」が最も多く、【やや満足】では、「浴室」「トイレ」「洗面」といった水廻りでの不満が高くなっています。【やや不満】【不満】では、水廻りよりも「リビング」を不満にあげる回答が多くありました。

日々の暮らしの中で暖かさに不満と感じる時/複数回答

日々の暮らしの中で暖かさに不満を感じる時としては、どのグループも「起床時」が最も多く、【満足】のグループでは、ほぼ同数で「不満はない」の回答がありました。【やや満足】と【やや不満】【不満】との違いは、「リビング」における満足の差でしたが、(家の中で暖かさに不満を感じる場所)での回答と同様、「トイレ」「入浴前後」については、いずれも不満が多くありました。

暖房機器を選ぶ上で重視すること/複数回答

暖房機器を選ぶ上で重視することについては、いずれも「光熱費」が最も多くありました。「家全体が暖房できる」については、【満足】のグループだけが多く回答しています。

今回の調査結果より

回答結果の傾向は、【満足】グループと、【やや満足】【やや不満】【不満】のグループに分けることができます。【満足】グループは、暖かさに関して「家の中で暖かさに不満を感じる場所はない」「日々の暮らしの中で暖かさに不満と感じる時はない」が、他のグループと比較して圧倒的に多くありました。このグループが暖房機器を選ぶ際に重視することとして「家全体が暖房できる」の回答が多かったのも、こういった実体験の満足からではないかと推測します。

一方で、【やや満足】【やや不満】【不満】グループは、いずれも、「トイレ、浴室、洗面などの水廻りが寒い」の回答が多くありました。水廻りの寒さはヒートショック事故が発生する大きな原因です。水廻りが寒くても【やや満足】の回答が多いことは、その危険性が理解されていないことが推測できます。

また、全体において暖房機器の選定に関して、「暖かさ」よりも「光熱費」を重視されています。この結果からは、適切な暖かさには、ヒートショック対策などの健康面のメリットや、それに伴う長期的な経済的メリットがあり、それが光熱費以上の価値があることを理解されていないことが推測できます。

一般的な暖房の問題点を解消するOMX

OMソーラー株式会社では、アンケートにみられるような暖房の問題点を解消するために、全館空調システム「OMX」を開発。「水廻りも寒くない」「起床時も寒くない」「乾燥しにくい」「 光熱費が高くない」などの特徴を備えた空調システムだそうです。ヒートショックによる事故を防ぐためにも導入してみてはいかがでしょうか。

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