はじめに

ピッチャーといえば150キロを超える豪速球や緩急をつけた変化球などが魅力的ですよね。今の時代は大谷翔平投手が160キロ投げる時代にもなってきましたね。しかしプロ野球でも150キロの真っ直ぐを投げても簡単にバッターに打たれてしまいます。やはり早いだけでは厳しい世界ですね。
しかし現在では、球速プラス回転数が注目を浴びています。
回転数が分かるとどのような結果がでるのでしょうか?
今回はそんなピッチャーの回転数がどんな意味があるのかを少しですが紹介したいと思います。

回転数

回転数(rmp)は1分間にボールが何回転するかを表します。投げられたボールは、重力によって物理的に下方に落ち続けます。しかし、回転数が上がれば上がるほど、ボールにかかる揚力が増し、下方に落ちるポイントが遠くなります。
メジャーリーグの平均は1分間あたり2261.8回転です。

メリット

ストレートの回転数が多いと、初速と終速の差がほとんどなく、バッターからボールが浮き上がってくるように見えます。

ボールの下を空振りしたり、低目のボール球だと思ったらストライクだった、という事はストレートの回転数が多かった事になります。
回転数の多いストレートは、実際の球速よりも速く感じます。

最後に

pmは数値が高ければ高いほどストレートが伸びます。しかしこれに合わせて球速と同時に見なければいけません。
球速が速くてrpmが低いと打ちやすいストレートになるし、球速が遅くてrpmが高いと非常に打ちにくいストレートになるんですね。
大谷翔平投手も165キロを出した時はファウルされてしまいましたね。
球速が早くてもrpmが低いと簡単に当てられてしまいます。
最近では日本のプロ野球でも回転数を注目するようになってきたので、回転数にも注目してみるのも良いかもしれません。

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