和を感じる抹茶。和のスーパーフードとしても注目されている抹茶の効果とは。
抹茶は茶葉を4~10ミクロン(小麦粉150ミクロン)と大変細かい粉末にしたものを溶いて飲むため、茶葉の栄養をそのまま摂ることができます。
殺菌、抗菌効果
殺菌や抗菌作用も抹茶の効能にはあります。
カテキンやタンニンは抹茶の苦味や渋味の成分で、殺菌や抗菌作用を持ち、細菌の増殖を抑える効能が期待できます。
また、カテキンには抗生物質が効きにくいと言われる、メチルシリン耐性黄色ブドウ球菌やコレラ菌などの繁殖を抑え、インフルエンザウイルスも抑える効能が報告されています。
その他、虫歯や口臭(口の中)予防などの効能を持つフッ素も含みます。
脂肪燃焼効果
抹茶の栄養には、脂肪の燃焼効率よくする効能が期待されています。
ポリフェノールであるカテキンとタンニン、さらにカフェインといったこれら成分は、脂肪に作用する効能があります。
カテキンやタンニンの効能には、脂肪の燃焼効率のアップと吸収の抑制、脂肪を分解をする酵素の働きを高める作用があります。さらに、カフェインが内臓脂肪の燃焼促進に働きます。
そして、カリウムや他の緑茶にはない食物繊維も摂れるのです。これは茶葉をそのまま粉末にしている抹茶ならではだそうです。
カリウムやカフェインによる利用作用に加え、食物繊維で便秘を解消して体に不要な老廃物を排出でき、肥満やむくみの解消に役立ちます。
1日の摂取量は
抹茶の効能や効果を有効的にする理想の摂取量は一日6g。1杯に約2g利用するので、一日3杯が目安です。
とくに飲む時間帯は食前が効果的で、油や糖質の吸収を抑えられるので、ダイエットのサポートに有効です。
デメリットとしては、抹茶にはカフェインが含まれています。1杯分でおよそ0.06g程、6g中約0.2g程ですが、人によっては眠れなくなる場合もあります。
抹茶のようにカフェインを含む飲み物は、就寝時の6時間前の摂取が理想です。
タンニンの摂りすぎは胃痛を起こすことがあるので、飲み過ぎには気を付けた方がよいそうです。
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