とりあえず生!! のビール。あんまり健康には関係なさそうですが、実は・・・
生ビールの定義は「熱処理をしていないビール」のこと。
実は、ビールは微生物による劣化を防ぐため、かつては熱処理をされていました
しかし、製造技術の発達とともに熱処理が不要になったことで、今日の瓶ビールや缶ビールも非熱処理の生ビールになりました。
ビールを含むお酒には、適量であれば様々な効果を得ることができます。
骨にいい
お酒の中でもビールは骨密度を高めてくれます。
骨粗鬆症の原因の一つは、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下すること。
エストロゲンには骨吸収(骨の新陳代謝で古い骨が壊されること)を緩やかにする働きがあります。
加齢や、ダイエットによってエストロゲンの分泌量が下がると骨密度が低下、骨粗しょう症の原因となるそうです。
ビールには植物性エストロゲンという栄養が含まれていて、これが骨密度を高くする原因であると言われています。
また、ビールに含まれるホップ成分にも骨密度の減少を抑制する働きがあることが分かっており、骨粗しょう症のリスクを低減してくれます。
ビールは苦いから苦手という方もいると思いますが、その苦みが骨粗しょう症の予防に役立ちますよ。
動脈硬化予防に
HDLコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれるもので、動脈硬化の原因になる悪玉コレステロールを減少させる効果があります。
ビールに含まれるトコフェノールは脂質代謝を促進する栄養素で、血管内のコレステロール値を下げる効果があるそうです。
この2つの栄養素含むビールは動脈硬化の予防に効果的、ということです。
さらに、イソフムロンという成分も動脈硬化の予防に効果的だそうです。
イソフムロンは、血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールや中性脂肪の蓄積量が減り、
血液中のHDLを増加させる働きがキリンホールディングスと各大学との共同研究によって確認されています。
さらに、血管に直接働きかけて血管をゆるめ、血圧を下げる効果もあります。
イソフムロンは生活習慣病の改善や、動脈硬化の予防にも有効になる凄い成分です。
抗酸化作用
ビールのホップにはフラボノイドというポリフェーノールを含み、ビールは、酒類の中でワインに次ぐ量を誇ります。またメラノイジンという成分も含みます。
ポリフェノールやメラノイジンの効果として代表的なのが抗酸化作用です。
紫外線やストレスによって発生する有害な活性酸素を体内から除去する効能があります。
また、これらの成分には、血液をサラサラにする効能もあり、動脈硬化や脳梗塞などの生活習慣病や老化を予防する効果があります。
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