代謝をあげる成分

リコピン、アリシン、カプサイシン、アホエン、アミノ酸、ナットウキナーゼ、ジンゲロール、ビタミンE、ビタミンB1、カルシウム、ルチン、スルフォラファン、オメガ3脂肪酸、カテキン、酵素

上記を含む食材

1. トマト
トマトに含まれる赤い色素「リコピン」には、血中の悪玉コレステロールを減らして、血液をきれいにする作用があります。また、強い抗酸化作用で硬くなった血管をしなやかにする作用ものぞめます。血液と血管の両方に作用すると、血液が全身に巡るようになるので、代謝アップにつながります。

2. 玉ねぎ
玉ねぎは硫化アリル「アリシン」という物質を多く含んでいます。アリシンは体内の消化液の分泌を促してくれるので、代謝を活発にしてくれるんです。また、硫化アリルには体を温める作用もあり、代謝アップに役立ちます。

3. 唐辛子
唐辛子の辛さの元になっている成分、カプサイシン。この成分には、エネルギーの代謝に関わるホルモンの分泌を促す作用があります。代謝を高めて脂肪を燃焼させる成分、と聞いて、最初に思い浮かぶ成分の一つでしょう。

4. にんにく
玉ねぎで触れたアリシンを含むほか、アホエンという成分には血液の汚れを取る強い作用があります。血液が体の隅々まで行き渡り、体温が上昇して、基礎代謝の向上をサポートします。

5. 黒酢
数あるお酢のなかでも、アミノ酸を特に多く含むのが黒酢。アミノ酸は基礎代謝を維持したり、高めたりするのに欠かせない成分。年齢によって低下した基礎代謝を維持・向上させるためにも、ぜひ積極的に摂りたい成分といえます。

6. 納豆
納豆の特有成分、ナットウキナーゼ。ナットウキナーゼの一番の特徴は、すでにある血栓を溶かしたり、血栓ができるのを防ぐ作用があります。血液を浄化して血流を促し、基礎代謝をアップさせます。

7. 生姜
ジンゲロールは生の生姜に含まれる辛み成分。加熱すると、ショウガオールという成分に変化します。血流をよくする作用があり、代謝を活性化させて、エネルギー消費の増加が期待できます。

8. ゴマ
ゴマに多く含まれるビタミンEは、細胞の働きを活性化させるといわれます。細胞は代謝を促す役割を担っているので、ビタミンEは間接的に代謝向上をサポートしてくれるのです。

9. 豚肉
豚肉は、糖質の代謝に欠かせないビタミンB1を豊富に含む食材。日本人はお米などから糖質をたくさん摂取するので、ビタミンB1は意識して補いたい成分です。

10. 硬水
ミネラルウォーターで馴染み深い硬水は、カルシウムたっぷり。カルシウムというと骨を強くするイメージがありますが、それだけでなく、体の生理機能、代謝機能を整える働きもあります。

11. 蕎麦
ルチンという成分が豊富で、脂質の代謝を改善する作用に注目が集まっています。ただし、ルチンは茹で汁に多く流れてしまうので、蕎麦を食べるときは、そば湯までしっかり楽しみましょう。

12. ブロッコリースプラウト
ブロッコリースプラウトに多く含まれるスルフォラファンは、肝機能をアップさせて、脂肪の代謝利用を高めます。ダイエットを支える貴重な成分です。

13. くるみ
最近注目を集めるオメガ3脂肪酸が、くるみには豊富。オメガ3脂肪酸など良質な油は、適量を摂るぶんには代謝を活性化させて、体脂肪の減少を促します。

14. 緑茶
カテキンは肝臓内の酵素(β酸化関連酵素)を増加させて、脂質の代謝を促します。研究報告も多く発表されており、代謝アップに大きな期待が持てます。

15. 生フルーツ
フルーツの種類を問わず、生フルーツにはたっぷりと酵素が含まれています。酵素を外部から摂ることで、体内の代謝酵素の量を増やすことができて、代謝アップを後押ししてくれます。

サプリメントで代用もあり

基礎代謝をあげるサプリメントには燃焼系のサプリがよく利用されています。
燃焼系のサプリメントはカラダを暖める作用があるものや筋肉が付きやすい栄養素を補給できるサプリメントがあります。
最近の人気の燃焼系のサプリメントはカラダの発汗を促すタイプだとされています。このタイプのサプリメントは血行の流れをよくして、カラダの中に老廃物を溜め込みにくくするというメリットがあります。

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