はじめに

最近のプロ野球では、カットボールやツーシームなど小さく動く球が主流となっていますね、少ない球数でゴロやフライを打たせるのにちょうど良いのでしょう。ツーストライク追いこんでからは、フォークやチェンジアップと言った落ちる球が有効となってきますね。
今回紹介するナックルカーブもまた、ほかのカーブと違って使う選手も増えてきましたね。そんなナックルカーブについて紹介したいと思います。

ナックルカーブ

ナックルカーブとは人差し指、あるいは人差し指と中指をボールに立てて握るカーブ。立てた指をリリース時に弾くようにして回転をかけるタイプと、立てた指をボールに食い込ませるようにして回転をかけるタイプの2通りの投げ方があります。通常のカーブよりも大きく縦に落ちるが、制球が難しいです。
指を立てる握り方にナックルボールとの類似性がみられるが、ナックルボールが回転させないように投げるのに対し、ナックルカーブは強い順回転をかけることで変化させる全く別の変化球ですね。

スローカーブ

カーブの中でも特に球速が遅く、なおかつ大きく曲がる物をスローカーブと称する事がある。80~90km/h程度のスローカーブを投げる投手もおり、速球との球速差が40~50km/h以上になる事もあります。打者から見れば速球との球速差が大きくてタイミングを合わせにくく、上から落ちて来るような軌道でストライクゾーンに入って来るためミートしにくいです。

ドロップカーブ

大きく下方向に落ちるカーブ。普通のカーブと異なり縦変化が強く、
空振りの取りやすいので決め球としても使える。要するに縦カーブです。
正式名はドロップカーブ。
基本的には握り方は普通のカーブと変わらない。ただ、少し深めに持ったほうが投げやすいと言われる。
カーブの握りでボールの上を切るように投げた場合、大きく縦に変化するのがドロップの特徴。
横に曲がるカーブとは多少投法が異なり、親指でボールを弾いて回転をかけるのではなく、
手首でボールを縦に切る動作によって回転をかける。

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