先週日曜日に阪神競馬場にて開催された第62回阪急杯は、2月一杯で引退することが決まっている福島信清調教師が管理する7番人気ダイアナヘイローが、先手を奪いレースのペースを握ると、直線では人気馬の猛追をなんとか抑え逃げ切っての優勝を決めました。鞍上の武豊騎手は師匠とも言える存在の福島調教師の引退に華を添えることができた立派な騎乗を見せ、1989年のホリノライデン以来となるこのレース2勝目を挙げました。2着にはクビ差でルメール騎手騎乗の1番人気モズアスコットが、3着にはハナ差で2番人気に推された川田騎手騎乗のレッドファルクスが入ったレースでした。

レース内容

スタートはコスモドームが出遅れた以外はほぼ同時に飛び出した感じでした。最内からニシノラッシュが勢いよく飛び出したものの、外からダイアナヘイローが鋭い二の足を見せニシノラッシュを交わしてハナを主張。3番手にはアポロノシンザンが付け、中にはムーンクレスト、ウチには復活を望むシュウジ。先行集団後方にはマイネルバルーンとスタートで出遅れたコスモドームが巻き返しディバインコード前にリカバーしてきました。後方集団の先頭にはカラクレナイ、1馬身ほど後方にミッキーラブソングで外にはモズアスコット。固まってユキノアイオロス、ヒルノデイバロー、モーニン、レッドファルクス。二馬身空いてタイムトリップ、そして最後方にはコロマンデルといyた隊列でした。個人的な意見として、この時点でモズアスコットとレッドファルクスより後方に控えていた馬はすでにこの時点レース終了といったところで、直線で二頭がトップスピードに乗ってしまってからではもう追いつけないし、それどころか差が開くばかりかなと。前半600m通過は34秒2と平均寄りではあるもののややゆったりとしたペース。前残りになる展開かなと感じ、モズアスコットとレッドファルクスの二頭を目で追いながらの観戦。徐々にペースが押し上げられたのが3コーナー以降で、ダイアナヘイロー以下、激しく番手を入れ替えながらの追走が続いているものの、モズアスコットとレッドファルクスは依然後方の外といったところ。直線では逃げるダイアナヘイローが先行集団の馬たちと競るなか、ようやく後方からモズアスコットとレッドファルクスが他馬をまとめて交わしながら一気にトップスピードの勝負。ダイアナヘイローを猛追するもダイアナヘイローがなんとか粘り逃げて優勝。モズアスコットもレッドファルクスとのトップスピード戦で先着し2着、そしてレッドファルクスも最低限の強さを見せての3着といったレース内容でした。逃げたダイアナヘイローもさることながら、やはりモズアスコットとレッドファルクスのトップスピードの質は他馬よりも群を抜いている強さだなと再確認できたレースでした。

ダイアナヘイロー

勝ったダイアナヘイローは、昨年の8月に小倉競馬場にて開催された北九州記念以来となる重賞レース2勝目を挙げました。初の1400mの距離でもハナを切ってペースを握ることができたのはいよいよ本格派かなとも言える内容。とはいっても、今回は武豊騎手の思いが手綱から伝わったのかなというのが本音でしょうか。どちらにせよ、レッドファルクスやモズアスコットなどの実績ある馬を封じたのはお見事でした。本番の高松宮記念では、また違った動きとなるであろう実績馬たちをどう封じ込めるのか?それ以前にハナを取れるのか?という疑問もあり、今回敗れたモズアスコットとレッドファルクスにも見ものです。

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Hiroyuki.K

神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。