灼熱の太陽の下の決戦!七夕賞
出典: http://www.hochi.co.jp/horserace/20170709-OHT1T50165.html
マルターズアポジーの大逃げ展開を予想も思わぬ展開となった今年の七夕賞。
昨日は唸るような暑さで熱中症になる方も各地で出たといいます。更に、普段鍛えているはずの高校球児までが、夏の甲子園大会予選の開会式で倒れてしまう子もいたとの事。元球児である私から言わせて貰えば、「おいおい頼むよ。鍛え方が甘いんじゃないの?」とどうしても体育会系の言葉しか出てきませんが・・・水分補給はしっかりとした知識を持ち、こまめに栄養を摂りましょうね。
そんな真夏の日差しが差す中で、東北の地・福島競馬場では熱い戦いが行われましたよ。
1番人気が直前まで入れ替わるといった人気馬二頭に注目が集まりましたが、結果はどうだったのでしょうか。
ハナにこだわり過ぎたか!?マルターズアポジー
前走の小倉大賞典の大逃げのイメージが強く、今年のマルターズアポジーは昨年以上に強さを増したと思っていたところでの今回の七夕賞。当然のように上位人気が予想され、レース直前までゼーヴィントと1番人気が入れ替わるとかたちとなりました。やはり期待値は相当高く、競馬ファンも騒いでいたほど。しかし、各テレビ番組では冷静なコメントで、どの番組もマルターズアポジーに二重丸をつけているかたがいなかったというのも事実でした。
スタートは上々で11番枠から出て大逃げの体制に入るかと思いきや、4番枠からフェイマスエンドがそれを阻止しに入っていき、いつものように楽にはハナを取らせてくれない状況に持ち込まれました。ハナを取ることに全エネルギーを使ってしまったといったほうがわかりやすく、自分のペース配分が出来ずに自らドツボに入ってしまった感じでした。1キロ通過は57秒とかなりハイペースも3コーナーでは後続の馬群にあっさり吸収され、マイネルフロストにあっさりとかわされ、4コーナーの直線も末脚なく、あとはズルズルと後退し11着でゴールインといったレース内容でした。結局ハナを取り合ったフェイマスエンドとマルターズアポジーがビリ争いをした結果でした。たらればですが、枠番が内であればもう少し変わった展開のレースができたと思え、今回の策としては、少し引いて2列目からでも良かったのかな?とも思えたレースでした。でも2列目にいたらマルターズアポジーではないですね。次走に期待ですね。
休み明けもなんのその!強かったゼーヴィント!
いやー、強かったの一言でした。前走が1月のアメリカジョッキーCだったので、間が空きすぎていたこともり、ボンヤリとしたレースになるのでは?と不安しかなかったです。更に、昨年の末の福島記念では、マルターズアポジーにやられていたこともあるので、余計に不安は大きかった今回の出走でした。
スタートはまずまずで8番枠から飛び出すも、いつものように控えて後方からのレースとなりました。序盤はマルターズアポジーとフェイマスエンドがハナを取り合うかたちでかなりのハイペースでレースが進んでいきますが、思ったよりも馬群は縦長にならずにギュッとしまった展開となりました。1キロ通過が57秒とかなりハイペースとなったことでゼーヴィントはじめ、追い込み軍団の末脚がキツイかと思いきや、前二頭のペースが落ち、逆にハイペースの流れのまま、向こうスタンドでは先行馬を飲み込み3コーナー付近からややローペースに変わってしまった展開となりました。マイネルフロストに合わせて3コーナーから動いていくが、なかなか反応せずに直線。若干の前詰まり状態で捌けるか不安となりますが、それでも外に振ってからのトップスピードで落ちてきたマイネルフロストを捉えて堂々の1着ゴールインとなりました。
これで昨年のラジオNIKKEI賞以来となる重賞制覇。今回の七夕賞はパンパンの超高速馬場となったのもゼーヴィント1着の後押しになった要因とも言えるでしょう。
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神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。
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