先週の日曜日は東京競馬場にて、フェブラリーステークスの前哨戦の第32回根岸ステークスが開催され、内田博幸騎手騎乗の6番人気ノンコノユメが後方追走から最後の直線で強烈に伸びて優勝しました。2着にはハナ差で1番人気のサンライズノヴァが、3着には2馬身半差で2番人気カフジテイクが入りました。

レース展開

スタートは全頭綺麗に飛び出しましたが、カフジテイクは後方からのスタート。サイタリースレッドが二の足よく抜け出し、約2馬身ほどのリード。続いてブラゾンドゥリスとラブバレットが並んで2番手追走。更に離れてブルドッグボス、1馬身差でアキトクレッセントマッチレスヒーロー。その後ろからノボバカラ、キングズガードにモンドクラッセ。2馬身あいてサンライズノヴァ、そしてノンコノユメ。最後方からカフジテイクといった流れでした。前半600mのタイムは33秒9でややハイペース。縦長の馬群でサイタリースレッドが引っ張りそのまま最終コーナーへ。最内からはアキトクレッセント。大外からはノンコノユメとサンライズノヴァが追走。残り400mでラブバレットを交わしてブルドッグボスが先頭に変わり、いよいよこのままブルドッグボスが押し切るかなと思いきや、外二頭の叩き合いでゴール寸前でノンコノユメが競りがちサンライズノヴァを制したレース内容でした。

ノンコノユメ

勝ったノンコノユメは2015年の武蔵野ステークス以来となる勝利。ここ最近では去勢をしてからというもの、脚質の末脚が伸び悩んでおり、今ひとつノンコノユメらしくないレースが続いていました。今回の勝利はレースレコード。持ち味の末脚復活かと期待したくなる内容で、本線のフェブラリーステークスがとても楽しみな存在になりそうです。

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