高松宮記念の前哨戦!今週末は阪急杯 〜カラクレナイ・ダイアナヘイロー〜
勢いある4歳牝馬世代のカラクレナイも侮れません。
今週日曜日は阪神競馬場にて、中央競馬G1レース・高松宮記念の前哨戦の第62回阪急杯が開催されます。前回は短距離界では筆頭として挙げても良いレッドファルクスと、勢いのある4歳馬モズアスコットについて書きました。この2頭に共通して言えるのは鋭く冴える末脚ということ。ある程度のペースで流れた時は必ずこの2頭の叩き合いになている可能性は十分に考えられ、レッドファルクスが勢いある若手の壁として立ちはだかるか、はたまた印籠を渡す結果となるか楽しみなところです。さて今回ですが、今一番勢いのある4歳牝馬世代かはカラクレナイが、そして、ちょっとここのところ元気がないダイアナヘイローについて書いてみようと思います。
古馬になった今こそ!カラクレナイ
この阪急杯の阪神競馬場1400mと同じ舞台にフィリーズレビューで勝利しているように、ある程度はコース適性とみていいのかなと思っています。まあ、相手関係を見れば、今回の阪急杯のメンツの方が一枚も二枚も上手で手強いメンバー揃いなのは明確なので、フィリーズレビューで勝ってるからといってどうかとははっきり言えない部分もありますが。この時のフィリーズレビューは出負けしたのも案外幸だったとも言えて、前半はかなりのハイでレースが流れている中、カラクレナイはジッと後方で我慢。カラクレナイ的にはほぼ平均のペースで道中を展開できていたのかなといった具合で、ラストは前を走る馬たちが限界で甘くなるなか、ジッと我慢していたカラクレナイと桜花賞馬のレーヌミノルがスパートで競ったかたち。最終的にはトップスピードの質でグンっと抜けたカラクレナイが制した勝利でした。と、まあ、今回も同じパターンだとしたらレッドファルクスもモズアスコットもいる中で、キレ勝負だとしたら、結構武が悪いのかなと。前走のシルクロードでもファインニードル相手に惨敗している現状で、どう立て直すのか?というのところが疑問です。個人的には、サンドラーズウェルズのステイヤー色ある血統でもあるので、もう少し距離があっても良いのかな?とは思っているんですが、どうなんでしょう。どちらにせよ、馬場が軽いにこしたことのない状況ですかね。
ここらで復調か!?ダイアナヘイロー
準オープンではありますが昨年夏に破竹の3連勝で臨んだ北九州記念を制覇したダイアナヘイローが武豊騎手とのコンビで阪急杯に出走予定です。とは言っても、その後の2レースは惨敗に近く、一体何が起きたの?という感じ。例えば、この阪急杯が土曜日であれば、土曜日にめっぽう強い問われる武豊騎手が騎乗ということで、一発逆転を期待して馬券に絡めていきたいとは思いますが、阪急杯は日曜日。まあ、これはあくまで個人的な感覚なのでなんとも言えない部分ですが、ダイアナヘイローが急にスランプに陥った!もしくは限界が訪れた!みたいな状況といった現場かなと。父キングヘイローは高松宮記念で制覇している馬でもあり、このスプリントにおいて適性能力は抜群。ただ父と違うところは先行馬適性という点。個人的にはここまで不振に陥ったのであれば、父と同じ差しで勝負もありなのかなと感じています。基礎スピード面に関しては申し分ないレベルにはいるので、ここはあえて後方からの戦術も見て見たいかなというのが個人的な意見で、今のところは馬券県外とも思っています。その辺で武豊騎手がどう立て直すのかも見どころです。
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神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。
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