優駿牝馬(オークス)の前哨戦!1・2番人気の行方は?

3着までに優駿牝馬(オークス)優先出走権を与えられる前哨戦として用意されているフローラステークス。ソウルスターリング、ファンディーナ、リスグラシュー、レーヌミノル、ミスエルテにアドマイヤミヤビなど、既にオークスに向けて調整中のハイレベルな今年の3歳牝馬。残りの枠を争って勝ち取りたい強馬が集結しました。
とは言っても、桜花賞やフラワーカップ、クイーンCの出走馬と見比べれば、若干スター性を持った馬は乏しい感じはしました。その中でも一際目立つのはホウオウパフュームとフローレスマジック。ホウオウパフュームは寒竹賞を2馬身以上の差で圧勝して迎えたフローラステークス。当然そのイメージが強く1番人気がついた感じでした。
フローレスマジックは、順位こそは3着でも、今年の桜花賞馬・レーヌミノルに勝っているだけに価値あるレース展開を披露したばかり。2番人気は当然と言った感じの中の発走。
スタート直後に伸びたのがヤマカツグレースとタガノアスワド。やや遅いペースとなり、4コーナーからの直線の瞬発勝負に縺れ込み差し馬がなだれ込むかと思いきや、ハナヲ行くタガノアスワド、その後方2番手のヤマカツグレースが粘りを見せ、差し切れない差し馬たち。フローレスマジックもまた、随時ヤマカツグレースの後方3番手でピッタリマークしながらの発送で、最後のもうひと伸びを期待したが3着止まり。またヤマカツグレースは必死の逃げも及ばず、最後は12番人気のモズカッチャンに差されて2着フィニッシュとなりました。

まさかの12番人気がきた!荒れた今年のフローラステークス

今回、12番人気のモズカッチャンが勝利、そして10番人気のヤマカツグレースが2着に入ったことにより、配当も大きく荒れました。
単勝3,720円
馬連32,010円
馬単67,650円
3連複35,940円
3連単397,370円
以上の配当となりました。
モズカッチャンの上がり3ハロン33.9は発走した18頭のうち1番早いラップタイム。
4コーナーを7番手で通過し、一気に加速始め、ゴール手前でフローレスマジック、ヤマカツグレースを差しクビ、アタマ差という僅差でゴール!
これで優駿牝馬(オークス)優先出走権を確保しました。
あとは2400mをどう走る抜くかという心配が残るものの、クラシックにチャレンジという結果をもたらしたレースでした。

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